2017年07月24日のブログ

卓球あれこれ 『Q&A』 #85


写真:卓球あれこれ 『Q&A』 #85
『Q』卓球ラバー、「黒」をフォア「赤」をバックで使う人が多いのでしょうか?


『A』赤と黒では、ラバーに混ぜる顔料の性質で、極僅かだと思いますが〜性能が変わっていると思います。

メーカーのバラフライでは…
そのシートのゴムに入れる顔料はごく微量なので、同じ種類のラバーであれば、赤でも黒でもほとんど性能に差はありません。
色は違っても機械テストでは同じ性能数値が出ます。
余り変わりはない。
…という事が書かれています。

裏ソフトラバーの場合には中国製ラバーに差があります。
中国製ラバーは、品質差が激しく、顔料で黒の方が軟らかく、摩擦力が高くなる為スピン性能が増し回転が掛かります。
赤は黒に比べて硬く、黒よりスピードが出ます。

日本製ラバーやドイツラバーには差はあまり無いと言います。

プラスチック時代、ラバーのスピン性能が落ちています。
テンション中国ラバー使用でドライブ回転を重視の選手は、黒をフォア面で使用している選手が多いと思います。
一方、「赤」はやや硬くてスピードが出ます。

ペンドライブ型選手は、ラバーが赤の選手が多いと思います。
シェイク選手も、バックスピードを重視する選手は「赤」を使うというわけですね。

カットマンでは、カットの切れ味、ツッツキの鋭さ、カットのやりやすさを考えたらバック面は黒でしょうか?
そして、スピードの出る赤をフォア面で打っていくということになりますか。
ラバー性能や厚さで研究してみて下さい!


あまりにもわずかなので、気付かない人や、分かりにくいと感じる人もいます。
しかし、僅かに差がある事は確かなようです。
私はペンドラだったので、フォアに赤を貼っていましたが、中ペンになってシェークと同じ考え方で、フォアは「黒」でバックは「赤」にしています。

皆さんはどうお考えでしょうか?
トップ選手達のラバーとプレーにも注目して観戦してみてはいかがでしょうか(^^)
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