高校時代から「裏ペンホルダー」で、ラバーやラケットには変化を求め、替えたりはして
今迄 卓球は続けてきました。
2年前に「裏ペンドライブマン」という戦型を、「表ペン」に変えて対戦相手が
イボ高、カットマン、表1枚ラバー」選手への対応策をとった。
これは、卓球界でのボールの大きさへの変化や、接着剤の変化 又 プレーの変化
それに一番大きいのは、年齢の変化があった為、戦型を変化させました。
変えた直後は、表ラバーを使いながら、昔から染み付いている「裏ペン」の試合に
成ってしまう日々が続いた。
昨年の7月頃から、本格的に「中国ペン」で裏面バックハンドを遣るという決意をした。
どんなに裏ペンでは練習を繰り返しても、肘が体の中に入らず、バックハンドスマッシュがマスター出来ず、
肘を外へ出しての裏面バックハンドなら、何とか成りそうだったのが切っ掛けです。
昨年暮れの「大森のりのり大会」へこの戦型を、試しに一人で出掛けて見たが、7人リーグで
表ペンのひと一人だけ勝ったものの、最下位と言う成績でした。
しかし、気持ちを捨てずに、ボールを合わせて送ってくれる人に、お願いし練習を重ねた。
誰とでも裏面で、練習が出来る様のなったら、フォア打ちのように続けて打てる様になった。
こうなってからは、人は選ばず、色々なボールに対応することを心掛けた。
不幸中の幸いというか、都合が合わず試合参加の機会がなく、今回の19日、
「狛江市オープンシングルス大会」が2回目の挑戦となりました。
リーグ戦では、一人が「裏ペン」あとの二人が「イボ高シェーク」、試合の序盤は少し硬くなったものの、
リーグ1位で上位トーナメントへ出ることが出来、1回戦目は「イボ高カットマン」選手で、
上がったボールへの裏面スマッシュはミスがでて、1セットは落としたが急がず試合を
進めた結果3-1で勝利できた。
2回戦「イボ高シェーク」選手で、3回戦は「表ラバー」選手にストレート勝ち、
1試合ごと丁寧に力を抜く事を、心掛けて戦いました。
集中していると、アッという間に準決勝といわれました。 …あわてて…
大会組み合わせ表を見たら、2頁ある60歳代女子の部、第一シート選手で前回優勝者との
対戦になりました。
その方とは、同じ年代で過去に何度となく対戦し、一度も1セットも取れた事の無かった人です。
その時の戦型は「裏ペン」です。
こんどは「中国ペン」での初めての戦い……勝てはしないだろうが、何処まで頑張れるか
私の挑戦が始まりました。
その方は表ペンホルダーで「ヤサカ A−1(大粒)」、1枚ラバーの中で最もオーソドックスで
ナックルが出しやすく、コントロールが安定するラバーでした。
私が裏ラバーの時は、何をしても、着地直後をプッシュされる…試合に成らなかった思いが有ります。
今回 私も「ヤサカ オリジナル(小粒)」で、同じくナックルが出しやいラバーの為、プッシュしづらいのだろう、
プッシュされても取れたことが,勝利に繋がったのでしょう。…フルセットジュースでしたけど…^^;
最後の決勝は、裏ラバー時代では勝てた時もあった、「左の裏裏シェーク選手」で、表のボールに対しては、
ツッツキは1本も無く、バックハンド、フォアハンドで対応され、コースやタイミングを駆使したが、
1セット取れたものの、完敗となりました。
体育館全体を見回して、元 知り合いに目を遣ると、ペンホルダーの人がシェークに成ったり
裏の人が表に、表の人が裏にと、人其々な戦型に、替わっていました。
声をかけた人の一人は「今日はシェークを試す試合、大事な試合では表ペンで試合する」と言っていました。
又、60歳代では表、イボ高が圧倒的に多かった様に感じました。
現代の卓球プレー界、道具の大切さも感じています。!(^^)!