戦術の基本は「「自分の強い部分」と「相手の弱い部分」を試合中ですり合わせていくこと」と戦術ファイルを書かれている監督のお話です。
一番良いのは、事前に相手選手の特徴などの情報を知っているのが良いのですが…
中々 対戦相手を全て知るというのは不可能かも知れません!
初めて見る相手の場合は、試合の中で素早く分析する必要があるという…
又、考え抜いた戦術で1G目が取れても、2G目からはすぐに対応されてしまう。
こんなスパー選手と対戦する時は、試合の中でサービスや戦術変換をしなければいけないんだという事を学んだと書かれていました。
戦術の話と成ると「」定石」という言葉をよく耳にしますが、現代卓球の戦術に「定石」は存在しているだろうか〜と疑問を持つようになったそうです。
その理由は…それまでの常識が通用しない程、現代卓球の技術と戦術は発展してきていると感じていました。
現代卓球のレシーブの主流が「チキータ」になったことで、それまでの定石であった「サービスを持った時が有利」は、通用しなくなってきている。
この事で、サービスの配球が大きくは変わってきています。
相手のバック前ではなく「フォア」にサービスを出す割合が増えて、更にフォア前サービスをチキータでレシーブさせない為、相手のバック側ロングサービスを出す事も多くなったと言われています。
確かに観戦していると、今現在は、チキータ出現のせいなんですね、フォアハンドの台上レシーブ技術の進化は止まっていますね^_^
でも、将来はフォアハンドのレシーブでも、チキータの様な得点能力の高い新し技術が生まれ、普及していくと思っているそうです。「ミュータレシーブ」もチキータの反対の発想から生まれましたね。(加藤美優選手の代名詞)
つまり、卓球の戦術、技術に於いて今後大切になってくるものは、従来の固定観念に囚われず、新しい何かを始めていく「想像力が大切」ではないかという事でした。
皆さんも、新しい何かを見出してみて下さいね\(^o^)/