2016世界選手権大会グループリーグ第5戦、最後の山場は欧州 最強王者ドイツと頂上決戦です。
第5戦の結果は… 「日本 2-3 ドイツ」ドイツに負け、日本の成績は4勝1敗に成りました。
○「石川wr5位」 3-0(4、5、5)シルバーアイゼン「wr69位」×
×「福原wr4位」 0-3(-10、-3、-9) ソルヤ「wr17位」○
○「伊藤wr12位」3-1(10、-10、7、5)ウィンター「wr58位」×
×「石川wr5位」 2-3(9、-5、-11、8、-7)ソルヤ「wr17位」○
×「福原wr4位」 1-3(-6、-9、7、-10)シルバーアイゼン「wr69位」○
ドイツ戦では、世界ランクは日本の方が上回っていましたが、パワーが日本より勝り、男子戦と思って戦った方が良いと始まる前に解説者の話です。
では、日本はパワーを出させない試合が良いのではと、臨んではいったが、ドイツの21才「ソルヤ選手」は強かった。
「ソルヤ選手戦」に最初に臨んだのは福原選手です。
昨年の日本での試合では、3-0で勝っていて大逆転で悔しい負け方で涙をのんだ!
そのリベンジをこのマレーシアで果たしたい福原選手。
しかし、ドイツには福原選手と同じラバーと使っている選手がいて、ラバーの変化には慣れている。
試合は5分5分と予想された。
第一ゲームは気合が入りすぎて、攻めすぎてしまった。
このゲーム後半6-9まで何とか追い上げられた所で、ドイツは「カギを握る1ゲーム目」を取りたいと早めの「タイムアウト」を取った。
5分5分で戦っている二人は10-10のジュースになった。
1本は意表をつくロングサービスで、最後の1本は焦りを感じた福原選手の投げ上げサービスミスで「ソルヤ選手」に軍配が上がった。
この1ゲームの鍵をこじ開けた「ソルヤ選手」が10、3、9で勝利しました。
福原愛選手のリベンジは次の試合に持ち越されました。
「ソルヤ選手戦」の2番手は石川選手です。
第一ゲームは9-9と1本1本の攻防戦で、9-9から2点連取で石川選手が取りました。
第二ゲームでは、前のゲームでサーブから、攻められるシーンが多かったので、ここを慎重に戦って欲しい。
石川選手のアドバイザーとの会話で、「思ったよりパワーは余り感じないし、ボールは遅いと感じている」と話していた。
これは、世界卓球と想定して男子との練習が功を奏しているのだろう!!
サービについては、投げ上げる際に、台の下にボールが隠れてしまう事を注意され、二度目には「フォールト」を取られてしまうシーがあった。
ラリーについては5ぶ5分だが、コース取りの速さは「ソルヤ選手」の方が上回っていた。
石川選手のコース取りは、バック、バックラリーが多すぎる様に思えた。
コース取り率でも…バック40%、ミドル45%、フォア15%とデーターが映しだされていた。
第一ゲームを9点で取るも、「ソルヤ選手」に先方を読まれてしまったのか、第二、第三ゲームを落とし、第四ゲームはベンチからの「コースを考える」という声を実行して、フォアハンドを使い、フォアコースを上手く突いて8点で取った。
ファイナルゲームは、最初のレシーブから2本を落としてから、「ソルヤ選手」の独壇場となった。
「ソルヤ選手」はパワーに加え、作戦の変更などを自在に出来る強さを感じました。
石川選手もフルセットまで追い詰めたので、次はきっと逆襲してくれると思います(T_T)