2016年世界卓球選手権、クアラルンプール大会二日目、全勝対決の第3戦を迎えました。
結果は… 3-0のストレート勝ちです。
石川佳純 (-6、5、4、5) リ ミョン スン
福原愛 (5、6、4) リ ミギョン
伊藤美誠 (4、-8、8、5) キム ソンイ
福原愛 ( ------ ) リ ミョン スン
石川佳純 ( ------ ) リ ミギョン
神化するエースの石川選手が1番目で戦いました。
北朝鮮に勝てば、グループリーグ1位でトーナメント戦は、中国にはすぐに当たらないシートを取れると言われています。
石川選手は、以前のカットマン「リ ミョン スン選手」との戦いでは、4勝3敗 という。
最強カットマンなので、1戦1戦全力で戦う気持ちを持って、コートに入りました。
「リ ミョン スン選手」は守備範囲の広さでは世界一と言われ、国際大会の経験は少ないので、現世界ランク以上の世界ランクでは10位の実力だろうと言われていました。
第1ゲーム…
石川選手は回転量の強弱を使い、まずは1ポイントを取った。
しかし、このゲームでは、ットマンのカットに翻弄されて6-11で負けました。
第2ゲームは…
戦い方を変えた石川選手は、ゆっくりつなぎ、焦らず「ドライブスマッシュ」で「リ ミョン スン選手」のカットをノータッチで抜いていった。
又、リ ミョン スン選手の強打もことごとく止めて、相手選手を焦らせミスを重ねさせていた。
序盤からリードを守り、相手を混乱させるゲーム運びで、わずか5点に押さえて勝った。
第3ゲーム…
リ ミョン スン選手の攻撃は 出来無くなり、1本も打ってこない。
石川選手は徹底して「フォアミドル」「バックミドル」とボールを集め、カットマンを迷わせていた。
そして、カットマンの高く返ってきた誘い玉にも、ミスなく打ち抜いた。
ゲームが進むほどプレーが良くなって、僅か4点でゲームカウント2対1と逆転しました。
第 4ゲーム…
1ゲーム目を取られても、動揺もせず、自分の作戦をミスなくこなしていく〜
77km/hのスマッシュがでたり、スマッシュ強打では、サイドを切って迷わず打っている。
相手リ ミョン スン選手も、ツッツキを切ったり切らなかったり、変化をつけたりして5-4の1本差に追い着いた所で、「タイムアウト」を取った。
タイムアウト明けでも石川選手のミスは1本しか無かった。
そして、11-5で因縁の対決を勝利出来ました。
ゲームカウント3勝1敗で、課題を克服したのだろうカットマンに強かった。
こんな強い「石川選手」の試合を観たのは初めてでした。
試合後のインタビューに、「相手の球が判った」と答えていました。
男子相手に相当練習をしていた努力の結果ですね(*^^*)
次の[タイ戦]も期待しています。☆彡