2016年02月29日のブログ

2016世界卓球「シャイなシンデレラガールズ」初勝利!!


写真:2016世界卓球「シャイなシンデレラガールズ」初勝利!!
2016世界卓球選手権クアラルンプール大会の第1日目の第二戦はブラジル戦でした。
戦うメンバーは、石川佳純選手が村上監督に、ブラジル戦でもう一度戦いたいと 申し出て、「石川佳純選手と若宮三紗子選手、浜本由惟選手」の3選手です。

キャプテンの福原選手と伊藤選手は応援にまわり、世界卓球初出場の若宮選手と浜本選手、それにこの二人を引張る石川選手に、大きな声で、最後まで拍手をし、5人が一体になって、ブラジル戦を戦っている様子が見られました。

ブラジル戦の結果は…
女子グループB 第2戦「日本 × ブラジル」
【 世界ランク2位 日本 (日本3×0ブラジル ) 世界ランク26位 ブラジル】
第1試合 世界ランク5位  石川佳純  3(-9. 2 . 5 . 8 )1 世界ランク139位 クマハラ
第2試合 世界ランク28位 若宮三紗子  3( 9 .5 .-6. 4)1  世界ランク158位 タカハシ
第3試合 世界ランク48位 浜本由惟 3 (9. 5. 3) 0 世界ランク130位 グイ・リン
第4試合 世界ランク28位 若宮三紗子 ------------ 世界ランク139位 クマハラ
第5試合 世界ランク5位 石川佳純 ----------- 世界ランク158位 タカハシ

石川川選手はチェコ戦も勝つことは出来たがこのブラジル戦は良い試合ができました。
二戦続けて参戦出来たのは、自信にも成り会場にも慣れて、第3戦の北朝鮮戦への自信につながったと話していました。

若宮選手は団体戦での世界卓球は初出場だった。
しかし、見事な試合が出来ましたネ(*^^*)
若宮選手は、緊張することはわかっていて、初めは自分のプレーが中々出せなかったが、勝つ事が出来てよかった。
勝因は、サーブがけっこう効いていて思い切って行けたのが良かったのかな!?と…
石川選手から貰った勝利のたすきを3-0で締めて「浜本選手」に回す事が出来てよかったと話していました。

個人戦、団体戦初出場の浜本選手はインタビューにか細い声で恥ずかしそうに「勝てて嬉しいです」
「1分間のタイムアウトで、皆さんからアドバイスを頂いて、それが心の支えに成り嬉しかった。
自分には自信はないのですけれど、試合の時とかみんなが応援してくれて、すごく自信になりました」と話していました。

インタビューにの最後に…
五人全員が世界卓球1日目で戦い勝利をおさめることが出来た。
大変良い流れで、大一番の北朝鮮戦に向けて準備することが出来ました。
石川選手は沢山練習してきているので、思い切ってぶつかって行けると自信をのぞかせた。
若宮選手も今日の試合を戦って5人全員が一つになったと感じたので、もっともっとチーム一丸となって戦いたいと思いますと意欲を語った。
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第3試合 「 浜本由惟」 VS 「 グイ・リン」…

「浜本選手」は世界卓球代表選考会で優勝し、この世界卓球を、自らの手で勝ち取った「シャイなシンデレラガールズ」です。
相手ブラジルの「 グイ・リン選手」は、現在ブラジルのエースで22歳です。
12年前に中国から単身ブラジルに渡り、ブラジルの代表選手に、なりたいと話していた帰化選手なんです。

第1ゲームは、浜本選手の高い投げ上げサービスから始まり最初の1点を取った。
浜本選手の身長は174cmで手足が長く、規格外のパワーが最大の武器で、バックハンドが強くサービスの上手さが魅力です。
又、長身であるが台から下がらず、相手選手に打たせてブロックする、ブロック力も武器としています。

4−3 で浜本選手の「チキータレシーブ」から「逆モーションのフォアハンドスマッシュ」で決めた1本は見事なシーンでした。
シャイな17歳選手は、仲間に背中を押されて、だんだん乗ってきていた。

第2ゲームは9-5で目の覚めるような気持ちのこもった「フォアハンドスマッシュ」を長身ならではの上から叩いた。
この時の球速は73km/hです。
ゲームポイントは回転力の有る「ドライブ」でグイ・リン選手のオーバーミスを誘った。

第3ゲームでは、浜本選手の気合が相手選手にも伝わり反撃の様子が伺えた。
5−3でグイ・リン選手がタイムアウトを取り、その後9−10とゲームポイントを握られたが、浜本選手も奮起して10-10のジュースにした。
2ゲーム連取で迎えた3ゲーム目は勝ち急いでしまったのか、マッチが遠くなった。
しかし、浜本選手もベンチの声に押され15−13で何とか勝ち、初の世界卓球、自身の勝利を果たしました\(^o^)/

キャプテンの福原選手が、大きな声を出してチームを纏め、日本チームが一つになっていた。
この調子で第3戦の「北朝鮮戦」を戦って貰いたいですね☆彡、
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