2012.1.25に全豪オープン(単)で錦織選手の快進撃を見ました。
日本で80年ぶりの快挙、ベストエイトは大変素晴しいですね。
テニスの攻めで、卓球人として勉強になったプレーが沢山ありました。
・長身の外国選手の高さに対抗する為「エアー圭」が生み出された様に、
「吉村真晴」「水谷準」戦でも、「吉村選手」の178cmから打ち下ろされるスマッシュ
やカウンタ−は、「水谷選手」の「ロビング」も封じていました。
・マリー、錦織戦の長いラリーも、コースを左右に振っても決定打にならず、
やはり前後の動きで崩していた。
卓球でも「ストップ」や「ドライブ」等で、前後に揺さぶり浮いた隙を狙い
「スマッシュ」で決める。
・卓球は足でボールを拾いに行く様にと、よく言われますが……
手を伸ばして打つと力が入らず、後半歩、後一歩、ボールに近づいたら
基本通りのフォームで、インパクトすることが出来る。
マリーのラリーミスが少なく、やはり錦織選手の足運びが、あと一歩ボールに近づいて
打てたら、先手を取れていたと思います。
・錦織選手のご本人の言葉ですが、以前は攻めよう攻めようと思っていた。
相手に攻めさせ守りの中から攻めを、見出すプレーを心掛けていると言っていましたが…
私も相手に攻められるのが恐くて、無理をして打ちミスの連発で、終わってみれば独り相撲で敗戦していました。
錦織選手と同感で、守りがしっかりしていれば、相手ミスも誘え、力も抜けて来るし
試合全体も見えてくると思います。
まだまだ、卓球とテニスの、プレーや考え方が、共通する所が沢山あるでしょうネ!