世界卓球マレーシア団体戦のメンバー入りを目指して、代表選考会に2日目のシート選手として広島県立総合体育館入りをした。
この選考会では、優勝者の1名だけがメンバー入りできます。
今日、2日目の午後から、シート選手8名とグループリーグ2位までの8名、計16名でトーナメント戦が行われました。
平野早矢香選手は、昨年もこの選考会で、代表を勝ち取りました。
トーナメントでの優勝は、4戦を勝ち抜かなければなりません。
平野早矢香選手のトーナメント初戦は、20歳と10歳も若い「平侑里香選手(サンリツ)」です。
平野早矢香選手は初戦とあって、1ゲーム目は8点で落としてしまいました。
グループリーグを勝ち抜いてきた選手は、コート環境や台の弾みなどにも慣れているが、シート選手は初めての試合で、入り方が難しいと言われています。
第2ゲームでは14−12でジュースを制し、この後5ゲーム目は「平選手」が取りゲームカウント3対2となった。
6ゲーム目にはわずか4本でゲームを制し、トーナメント2回戦に進んだ。
初戦で探りながらの戦いでも、要所要所で、ゲームを操っていく様子が見れました。
「平野早矢香選手」の準々決勝は、カットマンの「佐藤瞳選手」です。
「佐藤瞳選手」は札幌大谷高校の18歳で、世界ランクは37位です。
今シーズン1番の成長を見せていて、若手の中では、NO1カットマンと言われています。
しかし、平野早矢香選手はカットマンを得意としています。
第一ゲームの序盤は基本通りに、前後に揺さぶりポイントを積んでいました。
カットマンの佐藤選手も、ドライブや攻撃もしっかりできる選手で、カットだけでは平野早矢香選手には、勝つことができないので、攻撃も織り交ぜていました。
佐藤選手もフォア攻撃で、カウンターでミスをさせるなど光る攻めも見せましたが、平野選手は中々ミスはしてくれません。
4ゲーム目は11−9で佐藤選手が取りましたが、5ゲーム目には佐藤選手の、時折の攻撃には平野選手がほとんど止めて、点数には成りません。
結果、11−5でマッチを制しました。
ゲームカウント4対1で、平野選手が最終日の準決勝進出に、駒を進めました。