2/28開幕の世界卓球「マレーシア団体戦」女子選考会第一ステージが行われています。
「柴田紗季選手、18歳、」VS「加藤美優選手、16歳」
「柴田紗季選手」は四天王寺高校の3年生で、今年のインター杯3位という成績で、このリーグ戦では2勝0敗。
「加藤美優選手」は16歳で世界ランク49位、18歳以下世界ランクは5位という成績です。
ミューターと呼ばれるレシーブは、逆回転チキーターで、他にも日本女子選手で、この技術を取り入れている選手も、多くなってきています。(平野早矢香選手等もやっていましたね!)
又、福原愛選手以来の最年少記録を保持しています。
フィリッピンオープンでは、平野美宇選手を破っているそうです。
10代選手中心で戦っている、第一ステージのグループリーグでは、共に2勝0敗同士の戦いに成りました。
第一ゲーム、柴田選手リードで始まりました。
加藤美優選手も追い上げていましたが、柴田選手のリードに追いつけず、10−6とゲームポイントを許し、最後は柴田紗季選手のサービスに、レシーブミスをした加藤選手は11−6でこのゲームは落としました。
第二ゲーム、加藤美優選手の代名詞、「ミュータ」も飛び出し、11−9で加藤選手がゲームを取り返しました。
柴田選手も踏み込んでんのフォアハンドに威力があり、回転量の多いドライブではポイントを奪われている。
第三ゲーム、序盤は柴田選手がリードしていたが、加藤選手7−6では逆転に成功していた。
その後、加藤選手のレシーブミスが続き、9−9と接戦になった。
手首が柔らかい加藤選手のバックハンドに、柴田選手のラケットが弾かれた。
11−9でバックバック戦を制した加藤選手が勝った。
第四ゲーム、ゲームカウント2対1で加藤選手がリードで迎えた第4ゲーム。
加藤選手が今迄、見せなかったサービスの構えの位置に注目した。
サービスを出す位置を、かなりバックサイド右の深い所から出して、2本のポイントを取っていた。
チキータの逆回転「ミュータ」で2本差の5−7になった所で、柴田選手の「タイムアウト」。
タイムアウト明け、加藤選手のサービスは、前と同じバックサイド深い位置から出したが、ポイントは奪えず、サービスの位置を台の近くに戻し、得点をした。
11−6でサービスの位置の工夫をした加藤選手が、このマッチを制しました。