東京体育館で21日に行われた、全日本卓球選手権大会女子シングルスで「福原愛選手」(ANA)が、
11歳の初挑戦から13度目で夢の日本一に成りました。
既に、ロンドン五輪代表内定「福原愛」「石川佳純」選手達二人のカードです。
(福原 7 7 7 -3 5) (石川 -7 -7 -7 3 -5)
全日本女子シングルス決勝は、皆一番見たかった決勝戦になった。
解説、元全日本女子監督「近藤欽司」氏とアナウンサーの話から始まりました。
私もビデオをセットしテレビの前に釘付けになりました。
◆1セット目
昨年までには無かった「福原選手」の気迫が前面に押し出た様なプレーを感じました。
「近藤欽司」氏も技術よりも、自分のプレーをきちんとやろうとする積極さが、今年の「福原選手」のプレーに表れていると解説していました。
◆2セット目
「福原選手」はフォアハンドは勿論でしょうが,それにも増して課題のバックハンドが強化され、回転を強く掛ける
ドライブ、台から下がらず早いテンポのラリーで打ち勝っていた。又、同じフォームから回転量が異なったり、
無回転だったりする多彩なサーブを繰り出していた。
◆3セット目
「石川選手」がサーブ3球目を意識して2本連取したが、その後、レシーブミス2本するという一対一の攻防戦が
続いた。
そして、息をのむすごいラリー戦が続くが足の動きのいい「福原選手」が制した。と「近藤欽司」氏の解説
「福原選手」の特殊ラバー効果でサービスポイントしこのセットも制した。
◆4セット目
このセットは11-3と大差をつけて「石川選手」が制した。
後のインタビューで「福原選手」は、ラリーポイントが早くなったと振り返っていた。
でも、以前のような焦りの表情は見えませんでしたね!精神力の成長ですね。
◆5セット目
このセットは「石川選手」のサービスから始まった。
「石川選手」が3球目を積極的に回りこんでドライブしたが、「福原選手」の《半イボラバー》でのブロックが素晴しく、このポイントを取った。
*3-3から「石川選手」も盛り返し、「石川選手」の攻め速さでの試合運びになって来て、二人のプレーが速くなった。
このゲーム後半から、「福原選手」の得意のバック面でのポイントで3本リードした。
*4-7「石川選手」がタイムを要求した。
*5-8で「福原選手」が回り込んでストレートへのボールには「石川選手」はノータッチだった。
*5-9からは「福原選手」は連取で、マッチポイントを取り悲願の優勝を果たした。
大変内容の濃い決勝戦を観させて頂きました。
ご本人も「夢ではないかと思う」とインタビューに答えていました。
そして、タイトルが取れたのは、コーチのチャンさんのおかげ、チャンさんに感謝したいと…
心も技術も成長した「あいちゃん」を感じました。