世界卓球・男子シングルス3回戦でゲームカウント4対2で勝利しました。
相手は世界卓球9回目出場で、シンガポールのエース「卓球界のゴジラ」と呼ばれている。
「水谷隼25歳(wr5)」VS「ガオ・ニン27歳(wr15)」
3回戦はフルセット、マッチポイントを握られてからの逆転、激闘で勝利をしました。
この後「水谷選手」は、今大会 技術面は50%、精神面70%で精神的な部分が強く、今までの卓球人生で一番精神面が崩れていないと振り返った。
又、「他の選手達のためにも負けられ無かった」とも振り返っていた。
最近ガオ・ニン戦は何度も連勝してきて、お互いに手の内は知り尽くしている対戦。
倉嶋日本男子監督は…ロシアに行ったりして、精神面が鍛えられてきた。
第1Gを水谷選手が取れば「勝ち」が見えてくると語っていました。
第1Gは、ガオ・ニン選手のボールに慣れていなかった為か、7−9とリードされ、8−11でゲームを取られました。
ガオ・ニン選手のミドルに狙ったり、コースを考えてプレーが出来れば大丈夫との解説。
第2Gは、水谷選手が5−0とリードでゲームは進みました。
やはり、ミドル中心にゲームを進め、安定感のある負けない卓球でガオ・ニン選手の攻めを封じ込めました。
第3Gは、ゲームカウント1対1から始まりです。
水谷選手の強いフォアに押されているガオ・ニン選手のプレー。
そして、水谷選手のサービスエースが増えてきた。
そのためか、ガオ・ニン選手は自分のサービスからのポイントが取れていない。
その後、ガンガン良いサービスを出され、レシーブに苦しんだガオ・ニン選手に11-7で勝利。
第4Gは、コーチのアドバイスをしっかり活かしているようだ。
水谷選手のサービスは20も30種類もあり、この蘇州でまだ出していないサービスもあるといいます。
プラボールに変わって、卓球台近くでプレーが出来るようになってきているという。
4−4からミドル、ストレートと攻めがきまる。
しかし、ここからガオ・ニン選手の特徴ともいわれる、シュートボールが出てきて、7-5とリードを許してしまう。
11-8でガオ・ニン選手が取り、2対2のゲームカウントに追いつかれてしまった。
第5Gは、コーチのアドバイス通り、台からさがらず、ポイントを重ねた。
わずか3点の失点でこのゲームを制した。
第6Gは、いつしか、ガオ・ニン選手のボールに対応しきれていた。
この時、後がなく、追い詰められたガオ・ニン選手がタイムアウトを取った。
タイムアウト明けのポイントもしっかり取り、勝負のアヤをきっちり理解しているように思えます。
粘りながら負けない卓球をして執念のマッチを制しました。
台から離れてロビングで入れまくる名手でしたが、プラスチックボールになって、モデルチェンジをした「新生 水谷選手」が観られました。
ベスト8進出で中国の「張継科選手」と戦いが決まっています。
「張継科選手」は27歳でwr3位です。
世界選手権個人戦2大会連連続金メダルを取って、今大会3連覇を目指す絶対王者!!
水谷選手は
「神のような存在で、尊敬しています。」
「アッタって砕けろの精神で、自分の持っているもの全部出しきりたい!!」と意欲をのぞかせていました。
「ガンバレ」「ガンバレ」「ガンバレ」歴史的な瞬間を観たいと思います☆彡