17日土曜日、全日本卓球選手権大会第6日目 女子ダブルス決勝で「平野早矢香(ミキハウス)石川佳純(全農)組」が「阿部愛莉、森薗美月組(大阪・四天王寺高)」に3―2で勝ち、2大会連続3回目の優勝を果たしました。
高校生ペアの勢いに押され、石川選手は「思ったより思い切ってプレーされたので、やりづらかった」とインタビューに答えていました。
又、「途中で崩れそうになったが、平野選手に声を掛けてもらい、1本1本 立て直して行けたのが良かった!!」
「12歳から平野選手にペアを組んでもらっていたので、ペアを信じて行けた」とも話していました。
初戦は流石「石川、平野組」だと思えるプレーで11-6で勝利。
2ゲーム目中盤からは、高校生ペアの若さが弾け、ピッチの速さでボールはラケットを跳ね飛ばしていた。
お姉さんペアが振り遅れているようにも見えた。
速いラリーは「石川、平野ペア」には分が悪く、逆にタイミングのを外した石川選手のゆっくり回転力の効いたドライブで10−7迄追い着いた所で、タイムアウトを取ったが、勢いは止められず11-7で3ゲーム目は高校生ペアの勝利。
阿部愛莉選手のドライブを待受けてのカウンタースマッシュが光っていた。
後1本でゲーム勝利出来る所で、石川選手のレシーブミスや平野選手の力が入りすぎてスマッシュミスと…
戦いはファイナルゲームに持ち込まれました。
ファイナルゲームではいつになく平野選手の気合の入った声が響きました。
集中力を増して1本づつ頑張り8本まで許したが、平野選手の力のこもったドライブで勝利出来ました。
全日本女子ダブルスの順位は下記のとおりです。
1位…平野早矢香・石川佳純(ミキハウス・大阪、全農・山口)
2位…阿部愛莉・森園美月(四天王高・大阪)
3位…中村薫子・市川梓(日立化成・茨城)
4位…田代早紀・藤井優子(日本生命・大阪)
5位…土井みなみ・宋恵佳(中国電力・広島)
6位…土田美紀・三宅菜津美(中国電力・広島)
7位…石川梨良・加藤美優(jocエリートアカデミー・三重)
8位…中川博子・土田美佳(中国電力・広島)
平野選手、石川選手ペア 息のあったダブルスこれからも連覇をどこまでも☆彡