卓球競技中、ボールが割れてしまったことは沢山有ります。
ボール以外、ラケットなどが破損してしまう場面も時々遭遇します。
私もミックスダブルスの競技中に、ぺアだった若い男性のラケットが真っ二つに割れてしまった経験があります。
ペアの選手はそれでも割れたまま暫くの間プレーしていましたが、次ゲーム目には応援していた友人にラケット貸してと言って、そっとすり替えてしまいました。
競技領域内での取替だったのでいいのですが…主審から審判長の許可という点ではダメでした。
結果、勝利しましたが〜これは、審判長の許可も得ず、今 思うと違反でしたね(^_^;)
ルールは審判をやる時だけのためではなく、競技にも必要なんです。
審判員の手引きに書かれている「用具の破損」を覚えておきましょう!!
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11.4 「用具の破損」 卓球競技の審判法/審判員の手引き より
11.4.1 使用中のラケットが壊れたら、主審に伝え競技領域内で取り替えるよう定められている。
このラケットも又破損した場合、主審は審判長に報告をしなければならない。
これを受けて審判長の2回目の取替に対して、どんな便宜を図るかについて裁定に従う。
11.4.2 破損したボールもゲームが遅延しないよう取り替える。
競技者はプレー再開前に、新ボールで何本かの練習ラリーを行うことが許される。
11.4.3 照明の故障、競技領域内の大きな混乱に関しては競技遅延の原因に成る場合は、直ぐに審判長に報告しなければならない。
審判長は、他のコートが使用できれば、試合コートを移すことに成る。
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「単板ラケット」を使用していると、木目にそって真っ二つなんて事もありますから、予備ラケットがあるといいですね!
シェーク等「合板ラケット」と安心していると、柄の部分から折れてしまった選手も見たことがあります。
試合が終わるとラケットを床に置いてしまっている選手もみかけます。
試合が終わったら一番に「丈夫なラケットケース」に収める癖を付けましょう(^.^)