ここ最近、自身の練習をする機会が、以前に比べ増えてきました。
卓球指導中心の生活となっておりましたが、試合参加をすることがきっかけとなり、練習場に足を運ぶことが多くなってまいりました。
練習会場では、ヤサカ「コバルト」おじさんや、JUIC「999エリート」(スリーナインおじさん)に、お相手をしてもらうことができました)^o^(
(注)ちなみに…。
・ヤサカ「コバルトおじさん」
・ジュウイック「スリーナインおじさん」は、卓球メーカーの方ではありませんっ…!(^^)!
そのことについて、ちょっこし書いてみたいと思います。
コバルトおじさんは、ニッタクの「テナリーカーボン」ラケットに、YASAKAの「コバルト」ラバー、裏面には中国ラバーのような「裏ソフトラバー」が貼ってありました。
バック側では、1枚ラバーでショートやプッシュ・ブロックで対応をしてきます。
ツブ高ラバーほどボールが揺れての返球はありませんでしたが、球足が短いとボールを押し込まれたり広角に振られるので、深いボールや緩急の変化に気をつけ返球していきました。
少し浮いたボールに対しては「バックハンド」でクロスやストレートに強打。
返球はネットミスが多いようでした。(スマッシュぎみに打っているからなのかな?)
裏面に裏ソフトラバーを貼ってありましたが、裏面打法での攻撃はありませんでした。
フォア前のサービスに対しては、フリックで払われ短すぎるサービスは、展開を有利に進められるため、少し長めのサービスを出すよう心がけました。
コバルトというラバーは、1枚ラバーという「スポンジ」のないシートだけのゴムシートです。
1枚ラバーの特徴は、摩擦力・弾性が少ない。
そのため相手の回転に影響されにくい。
コントロール性がある。
■YASAKA「コバルト」COBALT(攻守兼備型1枚ラバー)
・X−1(大粒)速度重視
・X−2(小粒)変化、安定重視・返球能力にすぐれている
■テナリーカーボン
・極薄カーボン搭載の5枚合板ラケット
・重量85g
・板厚5.6mm
・ブレード160×148mm(板の大きさ)
・グリップ93×21mm
※テナリーシリーズのラケット…・「テナリー」=「手なり」の意味
・由来は、ラケットが手なりにも持て、そのまま自然に打てるところからきているそうです。
このラケットは、1967年世界選手権大会混合ダブルス優勝の「山中教子」さんが開発されたラケットでもあります。
・ラケットが腕と手の平の延長線上になるため、力がラケットに伝わりやすい。
・「シエークハンドラケット」のグリップ部分が、内側に曲がって取り付けられています。
・そのため「ペンホルダーグリップ」として、そして「シエークハンドグリップ」での利用も可能となっています。
「コバルト」おじさんは、実に上手くこの「テナリーラケット」とヤサカの1枚ラバー「コバルト」を熟していました。(ペンホルダーグリップでの使用)
次にJUIC「999エリート」おじさんです。
スリーナインおじさんは、ペンホルダーラケットに、このラバーを貼っている前陣で戦う攻撃型の方でした。
■JUIC「999エリート」
・粘着新時代を築く「元全日本優勝」ラバーです
・硬度3
・スピード9
・スピン11
・粘着性シート、高弾性スポンジを使用
・パワフルでよりスピーディーに、より軽量で高品質に開発されました。
*「粘着性裏ソフトラバー」
・高い粘着性・摩擦力がある裏ソフトラバー
このスリーナインおじさんは、相手のボールを利用して返球することが得意な方でした。
その上「粘着ラバー」の球持ちの特徴をつかんでおり、はぐらかされるプレーが多かった気がします。取られたゲームでは「速いタイミングで返球すると、私(山口)のタイミングに合ってしまうから…」と、次のゲームでは、思うようにプレーをさせてくれませんでした。
スイングほどボールが来なかったりと、台に張り付いて、とってもやりづらい相手ではありましたが、自分のバロメーターをはかる上では練習相手として、最適のオジサンではなかったかと思っております。