2014年08月03日のブログ

中ペンってなぁ〜に!?(これから始める戦型・ラッケット)


写真:中ペンってなぁ〜に!?(これから始める戦型・ラッケット)
私が練習しているクラブでは、卓球ラケットは勿論、戦型も多様で、毎回の試合練習では勝ったり負けたり…
私も含め何十年もやっていた戦型を、変更してみようかな〜なんて思い、練習に行った時にペンホルダードライブマンの人は「シェークの裏裏」、表一枚ラバーのペンホルダーの人も「シェークの表裏」で懸命に練習に励んでいました。

少し練習に遠のいていたが、久々に行ってみたら、いつの間にか元の戦型で活き活きと頑張っていらっしゃいました。
やはり、最初に卓球に出会った時に、ずっと先を見据えての道具と戦型は、自分だけで決めてはいない方が多い思います。
卓球の出会いと、人との出会いで道具を決め戦型も決まったのではないでしょうか?

日本にはペンホルダーとシェークハンドの2つが道具の主流で、長い間 卓球競技が行われていました。
中国ではこの他に「中国式ペンホルダー」で世界一と活躍している選手もいて、日本でも注目されるように成りました。

私も足の動きが鈍くなってきた時には、フォアだけのスマッシュよりもシェークのバックスマッシュも加わったらなんて考えて、シェークハンドに変えてみようかと思い、練習してみましたが30年余りやってきた日本ペンホルダーを替えることが出来ないと思えました。

しかし、行き詰まった卓球を何とかしたいと…一大決心で1、2年先を見据え替えた戦型が「中ペン」です。
「中ペン」でフォア側に表ラバー、バック側に裏ラバーで3年ぐらいです。
卓球をこれから始める人には、「中ペン」を選択する人はほとんどいません。
世界卓球などテレビで見る選手の影響でしょうか?…「中ペン」ってなぁ〜に!?という質問が多いようです。


これから始める方のために、戦型、ラケットについて少し書いてみました。

・戦型『中国式ペンホルダー』…日本ペンの弱点であるバック側をショートを使わず、シェイクハンドと互角のラリーを、全て裏面打法でバックハンドを打ちます。
中ペンの裏面打法によるバックハンドは、ナチュラルに曲がるボールが出るので相手はやりづらいので、習得できれば非常に強い武器になります。
現在では日本でも、相当数のペンホルダー選手が「中国式+裏面打法」を使っています。

:ラケット【中国式ペン】 中国式ペンのグリップは、シェークのグリップを途中で切断したような形。
グリップ上部に日本式の人さし指を引っかける場所があまりない。
グリップの横幅が広いため、握ると自然に、親指と人さし指が離れる。
手が小さい人には、少し握りにくいかもしれないが、指を横に開く分、打球面を安定させやすい形です。

・・・・・・・
・戦型『日本式ペンホルダー』…鉛筆を持つように握る
フォアハンドのドライブとバックスマッシュが武器に成る。
裏面打法がなくても、バック系技術とフォアハンドの威力があれば、優位に戦えると思います。
左右の切り替えはシェークに比べ、ペンは少し下にカーブする軌道で動かすので、少し時間がかかってしまう。
ペンはシェークに比べ、ミドルのボールを打ち返しやすいのが長所になっています。

:【日本式ペン】 グリップの上部が出っ張ってること。
ラケットを真横から見ると中国式ペンにくらべ、かなり高さがある。、
中国式より、グリップの横幅が狭いので、親指と人さし指を近づけて握りやすい。
 

・・・・・・・
・戦型「シェークハンド」…握手するように握る。
手のひら感覚で打てるのが特長です。
また、テニスやバトミントンのように、ラケットの表と裏、両面を使って打球できるので、片面打球のペン日本式より優位。
シェークはフォア・バックを交互に打つ時の切り替えが、直線的で速い。
短所としては、ひじの真正面(ミドル)にボールが飛んできた時、シェークは打ち返しにくい。

:ラケット『シェークハンド』には、グリップ(持ち手)がフレアー、ストレート、コニック、アドミックと4種類あります。
      (微妙に感触が違います)
【フレア】 握る部分は細く、すそが曲線的に広がっている。手の小さい日本人向きで、特に女性には一番人気。
    手にフィットし、ラケット面を固定させやすい。

【ストレート】 根元からすそまでが、一直線になっている。ラケットによって若干、太さが違う。
      握りによってラケット角度を変えやすいのが特長。

【コニック】 ストレートの根元が細くなっったような、台形のグリップ。
     フレアに似ているが少し自由に握れ、それほど握りが固定されていない。
 
【アナトミック】 フレアの手のひらが当たる部分にふくらみを持たせ、握った時のフィット感を追求したタイプ。
       ラケット角度を固定しやすいので、ビギナー向きになっています。
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「*日中号ラケット…日本ペンホルダーのグリップで形は中国ペンというのもあります。
        私も使用経験が有りますが、ペンホルダーをやっていたので握りやすく、丸いのでフォア・バックは切り替えが素早くやりやすかったですよ。…もしかして廃盤に成ったかも??」
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現在のプレイヤーでシェークとペンを使っている比率は、圧倒的にシェークが優勢です。
シェークが7〜8割を占めいるといわれいます。
最近では日本でも、相当数のペンホルダー選手が「中国式+裏面打法」を使うようになっているようでもあります。

Kクラブ卓球教室の体験練習では、戦型の決まっていない方には、日本ペンホルダー、シェークハンドなどのラケットを使用して頂き、コーチの意見やご自分の希望でラケットを決めて卓球練習していきます。
卓球教室に入っても直ぐにラケットを購入せず、この色々なグリップで練習してから、卓球スタイルを決め、自分の感性で自分に合うラケットを選びます。

卓球道具はこれだけでなく、ラバーの種類も大きく2つに分けて「裏ラバー」「表ラバー」とあります。
この中でも、卓球メーカーが数えきれないほどのラバーを発売しています。
卓球をこれから始める方はどのようなラバーを選んだらよいか、卓球の戦型はどんなものがあるのか? 又 書いてみようと思います。
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