卓球教本、石川県の高校卓球部監督と皆の一工夫で「日々向上を目指している」ということが書かれていました。
指導での声掛けと選手自身の理解が「一つになっていないのではないか」と疑問に思ったというお話でした。
Kクラブ教室の生徒とのフォア打ちでも、ラケットにボールを当てれば何でも入る様な感じで打っている事を感じることがあります。
話を聞いてみると、あまり意識していない様子です。
この高校でも監督指導で「頂点の前」で打球と指示した時の打球点と選手が、イメージしている「頂点の前」が一致していない事に気がついたそうです。
確かに言葉だけで打球点を伝えると言う事は、曖昧なのかもしれませんね!
卓球では非常に重要な打球点。
つまり「ボールを何処でたたくかを意識」して練習を重ねていくことが、上達には欠かせないと思います。
上部の図は、打球点の局面を⑥に分けてみました。
①~⑥の打球点では、打ち方も違ってきます。
皆さんは何処で打っていますか?!
①…バウンド直後
②…頂点前
③…頂点
④…頂点から少し落ちた所
⑤…頂点から落ちた所
⑥…ひざ下
又、⑤の打球点で頭の上にラケットを振り切るフォーム一つで、しかも手打ちでは色々なスピードに打ち遅れてきます。
教室の生徒方の言葉では、卓球やり始めに「二等辺三角形」でフォアは振ると教えてもらったのが、身についてしまっているということでした。
「卓球は日々進化している」…とよく言われますし世界大会での世界最高峰の試合を観戦すると日々の変化がよく解ります。
上記に挙げた様々な打球点を理解した上で、状況に応じ打球できるようにしていくことも、プレーの幅を広げることに繋がっていきますね(^O^)
失敗を恐れずコーチの指導に忠実にやってみること、自分なりに「ひと工夫」に挑戦してみた人が向上していますね(^^♪