JA全農世界卓球東京 男子団体準決勝まで上り詰めた「ニッポン男子」は先ずは銀メダルをかけて一騎打ち!!
銅メダルは手に入れたが、メダルは銅メダルでは無い頂上目指してチーム一丸となる戦いです。
・「丹羽選手」の憧れの選手ドイツの「ティモボル選手」と戦える、嬉しい対決です。…左シェーク同士の戦い。
一ゲーム目はサービスも短く緊張感も感じられず、打ち合いにも負けていない丹羽選手。
丹羽選手は「ボル選手のカウンターが怖いので打たせるくらいがちょうどいい」という気持ちで戦術を語った。
序盤はドイツの「ブンデスリーグ」での戦いでチキータは狙われてしまうと知っていて、1本も使わず戦った。
丹羽選手のフォアハンドの逆モーションにボル選手のラケットはすり抜ける。
9-6からボル選手の3連続で9-9に…ここから二人の大接戦が始まり苦しんで18−16のジュースで勝った。
2.3ゲームは5点、4点でボル選手の勝利で2対1になってしまった。
後が無い第4ゲーム目はニッポンがタイムアウトを取り仕切り直すが、第一ゲームを予感するようなジュース接戦になったが14-12で惜しくも敗れました。
・2番手 絶対エースの「水谷選手」VS「オフチャロフ選手」
相手のサービスの時は「水谷選手」のフォアへ、自分のサービスの時はチキータレシーブで巻き込んでくると「オフチャロフ選手」の戦術を読んだ。
お互いに相手をよく知っている同士で1本1本よく考えながら戦っているのが伝わってきた。
1ゲーム目は11-8で水谷選手が取りました。
そして2.3ゲームはオフチャロフ選手に取られ第4ゲームへと進みます。
このゲームでは水谷選手は足をどんどん動かし廻り込んでラリーを引いて戦いオフチャロフ選手を後ろに下げる。
試合の流れが戻ってきて11-6で勝ち最終ゲームに繋げました。
ファイナルゲームではオフチャロフ選手の声も出てきてリードされ追う形になった。
中盤からは長い長いしびれるラリーでポイントしていった。…客席でも手を合わせ祈る様に見つめる。
最後の2本は全く切らず相手に打たせてミスを誘いこのマッチを3-2で勝利した。
・3番手の「松平健太選手」VS「フランツィスカ選手21歳 37位」の戦いです。
ポルトガル戦で良い戦いが出来たという自信を持って落ち着いた様子が伺えた。
「フランツィスカ選手」はバックハンドに定評があるパワーバックドライブがコートに突き刺さるが、精度を増した「必殺マツケンサーブ」でミスを誘うが1ゲーム目は10-12で落とした。
2ゲーム目の7−7でタイムアウトを取り、「倉島監督」からは「自信をもて!!」と声を掛けられた。
自信を取り戻しストップでミスを誘い、最後は見事なバックハンドで決め1対1とする。
戦いはファイナルになったが、流れが「フランツィスカ選手」に傾き5点でこの試合を落としてしまった。
・4番手の「水谷選手」VS「ティモボル選手」は日本にとって負けられない試合になった。
珍しく水谷選手のサービスミスもあり、1ゲームも負けられないという重圧がのしかかっていたようだ。
6.5.6のストレート負けを期して、前回同様ドイツに敗れました。
しかし4大会連続で銅メダルを取りました。
お疲れ様でした☆彡