3大会連続銅メダルの日本男子はC組で初日黒星スタートだったが、ルーマニアに3−0
オーダーは丹羽孝希選手、水谷隼選手、松平健太選手の3人で、それぞれ3−1で快勝した。
30日のフランス戦も昨日と同じオーダーで臨んだ。
「丹羽孝希選手」VS「フロール選手19歳(109位)」は3-2で丹羽選手の勝利。
同じ19歳同士で若さの対決、フロール選手の大きなモーションの高い投げ上げサービスに苦しんで、フルセットまでもつれ込んだ。
序盤のゲームでは5点2点とストレート勝ちを思わせる戦いぶりだったが、3ゲーム目からはサービス、レシーブが乱れ始め得点が奪えない。
9−9のカウントから効いている長いサービスを勇気を持って連続して使ったことが勝因になった。
苦しみながらだったが一試合目を勝って二番手の水谷選手にバトンを渡すことが出来た。
「水谷隼選手」VS「ルベッソン選手26歳(54位)」は3-2で水谷選手の勝利。
水谷選手、団体戦は脅威の勝率8割を誇っている。
調子は上向いてきて入るが、台の弾みが練習場と少し違う所が戸惑っていると言っていたそうです。
ルベッソン選手のサービス上げが少なく二度目の注意を受けた所で、「フォールト」となり1点を失う場面もあった。
しかし、ルベッソン選手の足の動きがよく、フォアの威力に水谷選手も押され気味で、丹羽選手同様、フルセットにもつれ込んだ。
ファイナルの9-9になった時、水谷選手のサービスがダブルヒットで1点を失った場面もあったが、ジュースに追いつき意地を見せて12-10で勝利が出来た。
「松平健太選手」VS「ゴシ選手19歳」は3-2で勝利しました。
相手の「ゴシ選手」はフランスの“次世代エース”と言われ才能があり特にバックハンドがうまい選手です。
でも我が日本のイケメン健太選手も、昨年中国トップ選手3人を破り、卓球帝国の中国が最も警戒する男と注目されています。
又、必殺「マツケンサーブ」は精度を増し、中国選手も認める世界屈指のブロック技術がある。
それでも団体戦では良い結果が出せていない…「団体戦で強い自分を見せる」と生き込んでいるほどです。
団体戦の戦い方があり、どうしても慎重にプレーをしてしまうのを積極的にいかないと、勝っていてもワンプレーで流れが変わってしまうので気が抜けないのが団体戦。
これが物語るように健太選手もフルセット6点での勝利です。
相手選手もプレー中の悔しさから足でボールを蹴って「イエローカード」を掲げられてしまいました^^;
世界大会の団体戦では、世界ランクに関係なくチームの声援を背にワンプレーワンプレーに力を注いでいるということがよく解りました。