JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会(4月28日〜5月5日)の代表選手の中で、始めて代表入りをされた選手たちはどういう選手なのかと、Wikipedianado ‥色々と調べてみました。
尚、代表選手の方々は【男子選手】水谷 隼・松平 健太・ 丹羽 孝希・岸川 聖也・ 塩野 真人
【女子選手】 石川 佳純・平野 早矢香・ 田代 早紀・森 さくら・石垣 優香の10選手です。
この中の「塩野 真人選手」「田代 早紀選手」「森 さくら選手」「石垣 優香選手」について書いてみました。
皆さんご存知の選手に負けない活躍で、日本の選手層の厚さに驚きます。
「石垣 優香選手」は「福原愛選手」の怪我で急遽選ばれた素晴らしいカットマンの選手です。
田代早紀 選手
●所属:日本生命(大阪府)
●生年月日:1991年02月17日 22歳
●戦型:右シェーク裏/裏ドライブ型。
●世界ランキング:86位
●プロフィールは…
岡山県出身で父や兄の影響で小学校1年から卓球を始めました。
地元の山陽女子中学・高校に進学、全国大会で活躍しています。
高校卒業後は、2009年4月に日本生命に入社。
●プレースタイルは…
高い身体能力を生かした両ハンドドライブを武器に得点を重ねています。
巻き込みサービスからのラリー展開を得意としていて、レシーブに回ってもフリック強打を連発して攻撃する積極なプレーです。
●主な戦績は…
2011年全日本社会人シングルス準優勝。2011年度全日本選手権シングルス3位。
2013年全日本選手権ダブルス3位。
森 さくら選手
●所属昇陽高校/大阪
●生年月日1996年4月17日 17歳
●戦型:右シェーク両面裏ソフトドライブ型
●世界ランキング:111位
●プレースタイルは…
右シェーク両面裏ソフトドライブ型です。
●プロフィールは…
大阪市出身で、両親や兄が卓球選手という環境に育ったため、父は会社員だったがコーチとなって、3歳からラケットを握ったそうです。
伊丹卓球協会主催の卓球教室へ通い、2004年には全日本卓球選手権大会バンビの部に小学2年生以下で優勝。
中学校は、青森山田中学高等学校に入学し、2010年の全日本卓球選手権大会カデットの部では、女子14歳以下で「前田美優」に敗戦したものの準優勝した。
高等学校は、大阪市の昇陽高等学校へ進み、関西卓球アカデミーなどで練習を重ねている。
●戦績
・2013年1月の全日本卓球選手権大会では、ジュニアの部で3位、一般の部で10位に入り、2月のジャパントップ12卓球大会でも3位になった。
・2014年1月の全日本卓球選手権大会では、ジュニアの部7位だったが、一般の部では準決勝で「福原愛選手」を下して決勝まで進み、石川佳純選手に敗れたものの2位となった。
この活躍は、勢いあるプレーを間近に観戦していて大変驚いたのを思い出します。
大きな声が体育館いっぱいに響き、若さ溢れるファイトプレーで次々と対戦選手を圧倒していった。
そして、この活躍により、協会推薦で世界選手権団体戦の日本代表に初選出されたと思います。
石垣優香選手
●所属:淑徳大学
●生年月日1989年7月22日(24歳)
●戦型:カット主戦型
●利き腕 右 グリップシェークハンド
●世界ランキング:25位
●プロフィールは…
卓球と出会ったのは小学校3年生、母親が卓球をしていてその練習に何の気なく付いていったのが卓球を始めるきっかけとなった。
卓球を始めて1年程経った小学4年生の時、指導をしていた「橋本コーチ」に勧められ、カットマンスタイルに切り替えた。
カット主戦型に変更して丸3年経った小学校6年生の時に、出場した大会でその成長が結果として表れた。
・中学卒業後、青森山田、四天王寺に並ぶ卓球の強豪校である「宮城県の秀光中等教育学校」へ入学。
その後、現在卓球部顧問「呉監督」の存在が淑徳大学へ進んだ決め手っと成ったそうです。
プロの道ではなく大学へ進むと技術レベルが下がると言われているが、石垣選手は呉監督を信じてトレーニングを重ねた。
●プレースタイルは…
打球点の高いカットからの両ハンド攻撃が得意なカットを中心としたオールラウンドプレーヤー。
バック表ソフトの変化カットと攻撃のコンビネーションが得意だそうです。
●主な戦績は…
・2002年 全日本卓球選手権大会(カデットの部):13歳以下女子シングルス優
・2008年グランドファイナルの21歳以下の部、女子シングルスで優勝した。
・2009年 荻村杯では「福原愛選手」に勝利し、最終的に女子シングルスでは3位に入賞している。
・2010年 荻村杯:女子ダブルス優勝(山梨有理選手ペア)。エジプトオープン:女子シングルス優勝。ポーランドオープン:女子U21優勝。グランドファイナル 韓国大会:女子U-21優勝。
・2011年 スペインオープン:女子ダブルス準優勝(山梨有理選手ペア)。
平成23年度全日本選手権団体の部優勝(淑徳大学)
塩野 真人選手
●所属: 東京アート
●生年月日:1986年04月30日 27歳
●戦型:右シェークフォア裏ソフト・バック粒高カット型
カット型タイプでバック側の粒高カットが強烈な変化がある。
使用ラケット:デフプレイセンゾー 使用ラバー:(表面)ブルーファイア JP 01 (裏面)カールP-4 ソフト
●世界ランキング:26位
●プレースタイルは…
日本を代表するカットマンで、相手の強打もカットで粘り強く返球し、フォアドライブで逆襲する。
特にバックカットの安定性が際立っていて、フォアはカットに加え、カーブロングで相手の待ちを外し、攻撃に結びつける事も出来る選手です。
●プレースタイルは…
日本を代表するカットマンで、相手の強打もカットで粘り強く返球し、フォアドライブで逆襲する。
特にバックカットの安定性が際立っていて、フォアはカットに加え、カーブロングで相手の待ちを外し、攻撃に結びつける事も出来る選手です。
●プロフィールは…
埼玉県出身で、小学5年生の時に地元のフジイケJr.で卓球を始め、狭山ヶ丘高3年時にインターハイ団体3位になっている。
世界ジュニア選手権に日本代表として出場し、ベスト16入りしている。
優勝した中国の馬龍からも1ゲームを奪って善戦。
大学は早稲田大に進学し、全日本学生で4年連続ベスト8、全日学選抜 大学1年時3位と学生卓球界のトップクラスで活躍です。
実業団の強豪・東京アートに入社後も、2011年全日本社会人でベスト8に入るなど、着実に実績を残していっている。
ジャパンオープン荻村杯は自費参加で予選から参戦して、遅咲きカットマンが男子シングルス初の頂点に立った。
塩野選手は「うれしいけど、びっくりしている気持ちの方が強い」と誰よりも自分が驚いていた。
この日は、1回戦で世界6位の荘智淵(台湾)を破るなど、上位を次々と撃破。
準決勝では、一ヶ月前に世界選手権ダブルスを制した陳建安(台湾)を破り、決勝は若手の中国選手に完勝していた。
私も間近に見ていた試合で、カット主戦型を苦手にする相手ばかりと対戦するなど、運もあったようでしたが、 隙があれば攻撃を繰り出すスタイルで、強豪たちを根負けさせていた。
大舞台での優勝は初めてだったが、世界の活躍選手にようやく一歩近づけ 、荻村杯の後、チェコオープンで優勝するなど遅咲きながら急成長を続けている。
いつも目にしている有名選手の活躍とともに、日本の新しい風を世界に吹き込んでくれると思います☆彡