
卓球を始めたばかりの選手に見受けられる、ラケットだけでボールを追い回している光景…
皆さんは、身体全体を使って卓球できていますか(・・?
卓球をやっていて誰でも通った道、通る道かもしれません!
現代卓球の重要ポイントが書かれている教本で勉強してまとめてみました。
何を意識すれば、力を抜いてボールを打球できるのでしょうか!?
:思い当たる事ですが~
1, スイングする時に上体に力が入りすぎている
2, 体重移動がうまく行えていない(重心が体のうしろにある)
3, 股関節の動き、腰の回転を意識できていない (上体だけで打とうとしている)
4, ラケットが下から出すぎている
(1)・上体に力が入りすぎると、「のけぞり」、上体の力を抜くのは「グリップ」です。
グリップが硬いので、手→腕→肩甲骨→上体と力が入ってしまうのです。
上級選手ほど「軟」で、下級選手にいくほど「硬」となります。
そして「軟」であるほど凡ミスが減少し、パワーが出ます。 「硬」であるほど、凡ミスが多くなりパワーが出ません。
シェークの場合、人差し指と親指で「軽くはさむ感覚」でグリップします。
あとの中指、薬指、小指は添える程度で十分です。
「和のシェークハンド・グリップ」では、小指はグリップから外して”薬指”にかけるよう指導しています。
このような軟らかいグリップにすると、必然的に手首、前腕、上腕、肩甲骨が柔軟に使えるようになります。
(2)・体重移動ですが、これは強打とドライブとでは、スイングの方向と大きさが違います。
その回転を意識しすぎると、体重移動は下から上に垂直に向きます。
また、強打でも「強く打とう」という意識が強すぎると上体が反る場合があります。
体重移動の要点は、「腰から始動する」事を心がけることです。
無理に右足から左足に体重を移動する意識ばかりしないで、ツッツキでもカットでもスマッシュでも、とにかくスイングの始動は”腰”からという事を心掛ければいいのです。
そうすれば自然にスムーズな体重移動で、もっとも適切にバランスのとれたスイングが出来る様になります。
※※※意識するのは「腰始動」です。
(3)・.これも「腰」です。 それともう一つ、「膝」を軟らかく使うことなんです。
常に何センチかの「遊び」や「余裕」…「クッション」や「バネ」のように使えるようにしておきます。
そうすると、上半身も軟らかく使えるようになります。
(4)ドライブにしても強打にしても、ラケットが下から出すぎる時は…”入れよう”という意識が強い時です。
現代卓球の基本は高いバックスイングです。
「上腕をほぼ直角に曲げた真横」の位置が基本です。
これはフォアスイングの場合、かなり高い位置だと思えますが、高い位置ほどより攻撃的であり、またスピーディであり、かつ攻撃的なブロックやカウンターが出来るようになります。
強打だけでなくドライブも同じです。 しかし ドライブは強打よりも下になりますが、できる限り高い位置が今の卓球です。
※技術力もバックスイングが高いほど高度ですが、いつも練習で高い位置を意識していれば、すぐに身に着けられるはずです。
※現代卓球ではバックスイングは小さくとる事が薦められています。
バックスイングを大きくとれば、それだけパワーが出る事は言う迄もありませんが、そうは大きくバックスイングのとれるボールはこないので、自分のスイング・フォームの習慣としスピーディな現代卓球に対応できる様大きくない方がベストだと思われます。
バックスイングでは、「大は小を兼ねず」、「小が大を兼ねる」ということです。
(・・)重要なことはバックスイングが小さくても、①バックスイングの位置が高く ②腰始動 ③水平スイング ④フォロースルーの鋭さであれば、十分パワフルな打球になります。
卓球「軟」を目指し、「腰」「膝」「グリップ」 身体全体を使ってレベルアップの鍵を解いてみてはいかがでしょう☆彡