2025年05月22日更新
「戸上隼輔」選手!苦しかった3回戦!!

◆男子シングルス3回戦

〇戸上隼輔
4(7.9.―9.5.9)1
張本智和

日本人対決を制し、次のオリンピック出場を強く意識する戸上選手に、試合の戦術や心境、今後の目標について、選手の熱い思いや責任感、そして金メダルへの強い決意が語られています。
インタビューでは、試合の苦しさや自分との戦いの感覚、張本選手の分まで戦うという思い、そして今後のメダル獲得への意気込みが印象的に表現されました。


☆インタビュー

Q.
見事日本人対決を制しました、戸上俊輔選手です。今の率直な胸の内を聞かせてください。

戸上)
早々に日本人対決となり本当に苦しかったが、「この試合に勝って今後の自分につなげたい、次のオリンピックに出たい」という強い気持ちで臨んだ。自分との戦いのような感覚だった。

Q.
具体的には、戦術的にはどういったところを工夫しようとかあったんですか?

戸上)
やり慣れている相手だったため、1ゲーム目から相手の戦術を確かめつつ、自分のペースで1、2ゲーム目を取ることができた。サービスでは要所でいろいろな回転を使い分けて工夫した。

Q.
上田仁コーチからはどういったアドバイスを事前に受けたんですか?

戸上)特に大きなアドバイスはなかったが、「サービスレシーブをしっかり考えながらやるように」と話し合った。

Q.
先ほどから戸上さんの目には涙なのか汗なのかいろいろな感情が目からにじみ出ているように思いますが、改めて今の気持ちを聞かせてください。

戸上)
本当に苦しかった。張本選手の分まで勝たないといけない、メダルを託されたので頑張りたいという気持ちを語った。

Q.
本当の戦いはこれからかもしれませんね。次なら戦いに向けて一言ください。

戸上)
「次からはメダルを目指して、張本選手の分まで頑張ります。金メダルを目指して頑張ります」と力強く語った。

早い段階で同士討ちとなってしまいなんとも複雑ではありますが、でもそれはそこまで勝ち上がってきたからこその結果という形なので、素直に両者のプレーに拍手を送りたいと思います