2023年04月02日更新
ラケットの持ち方にルールはない!!

卓球を始める時、一番最初にする事は、ラケットを持つ事ですね。
どんな持ち方をすればいいのか、持ち方にルールがあるのか、気になったりしますか?

 最初の持ち方を、しっかり聞いて、使い始めた方が、その後の上達具合が変わってきたり、自身の特性を活かしたり、活かしきれなかったりもすると思います。シェークハンドでは人差し指が、楽に持つといわゆる一本刺しとなっている人が多い様に思います。

 ペンホルダーでは、バック側の指が、3本大きく開いているのを見かけます。
持ち方は、正しく理解して、スムーズなスタートを切りましょう。

 (1)ラケットの持ち方にルールは …
 シェークハンドのラケットで、ぺンホルダーの持ち方をしてもいいと思います。、
しかし、最初からあまりに特殊な持ち方をすると、技術の上達を妨げてしまうとも書かれていました。

 私も、ペンホルダー、シェークハンド、中国ペンを経験して、現在シェークハンドラケットで、中ペンをやっています。

 (2)ラケットのメリット・デメリット
卓球のラケットには、大きく分けてシェークハンドとペンホルダーの2つがあり、持ち方が異なります。

ペンホルダーには、さらに日本式ペンホルダーと、中国式ペンホルダーの2つがあります。

 シェークハンドのメリット・デメリットは…

メリットはバックハンドが打ちやすく、スイングが安定する事。
デメリットは、台上の短いボールを打つと時など、小技がやりにくい事です。

 日本式ペンホルダーは、フォアハンドが打ちやすいく、また、手首の可動域が広い事で、繊細なボールタッチやプレーができます。デメリットは、バックハンドで強打をしにくい事です。
 
 中国式ペンホルダーは、シェークハンドより柄が短く、日本ペンのグリップの突起がありません。ラバーを両面に貼って使用し、シェークハンドの様にバックハンドを打つ事ができます。

 しかし、ラバーを2枚貼ると、ラケットが重くなる事がデメリットです。ラケットが重いとスイングスピードが遅くなり、ボールに威力が出ません

 (3)3種ラケットの基本の持ち方…
シェークハンド(shake hands)は、英語で「握手をする」と言います。握手をする様な手の形を作り、ラケットを持ちます。

 ラケットの角度は、手首・腕と平行になる様に真っ直ぐ持ちます。ラケットの面が内側に向いたり、外側に反れたりしない様に。
人差し指の位置は、ラケットの縁に沿うように置きます。

 親指の位置は、柄の中央先端に添えるように置きます。
親指はきつく曲げたり、反対に伸ばしたりせず、極端に浅すぎたり、深く握ったりしない様注意したいと思います。

 握る力が、重要です。ラケットを引っ張られたら、手からすぐ抜けてしまう位の弱い力で、軽く握ります。

 シェークハンドの基本的な持ち方は、テニスラケットの様に、5本指でがっちりグリップを握るのはダメなんです。
これでは細かい動きができず、コントロールがむずかしくなります。初心者に多い様に思います!!

 日本式ペンホルダーは、鉛筆を持つ様な手の形で握ります。

 中国式ペンホルダーでは、人差し指をひっかける部分がないので、「鷲掴み」する様に持ちます。

 (4)ラケット・シェークハンドでは、サーブの時だけ、一時的に持ち方を変える事が多いです。手首の自由を大きくして、回転をかけやすくする為です。

 「しゃがみこみサーブ」「王子サーブ」の時は、又また違った持ち方をします。サーブによって、色々なラケットの持ち方があります。この様に、ラケットの持ち方は千差万別、色々あります。

 サーブを打った後は、ラケットをすぐに基本の持ち方に持ちかえます。なぜなら、サーブの時の持ち方は、ラリーに向いていないからです。

 はじめは大変ですが、すぐに慣れて無意識にできる様になると思います。持ちかえる事に集中し過ぎて、サーブミスをしない様に頑張ってください☆彡