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2023年03月26日更新
「試合でバックドライブが打てない」のはなぜ?
卓球練習では、バックドライブが打てるのに、試合でバックドライブが打てない… これについて、練習方法や、原因を書いているものを目にしました。 自分が下回転サーブをバック前に出して、相手のバック側に来たツッツキを、ツッツキで返すのではなく、バックドライブで先に攻撃出来たら、試合展開が変わってくると思います。 戦術としたら、シンプルなものですが、試合の中ではこれがなかなか上手くいかない事が多いと思います。 又、練習でも、このパターンでレシーブの時、バックへのツッツキだけでなく、フォア前へのストップも混ぜると、とたんにバックドライブが全く入らなくなる。これは、試合の時の状況ですね!! サーブして、ツッツキして、バックドライブするというのは、 「練習のための練習」であって、「試合のための練習」になっていなかったと書かれていました。 これは、「バックに下回転のサーブを出し、バックにツッツキしてもらったのを、バックドライブする練習」では、最初からバックドライブが打ちやすい位置にいて、しっかりとタイミングを合わせてスイングをする事ができるのは、練習の為の練習!なんですね! バック前に下回転サーブの3球目の待ち方で、絶対にやってはいけない考え方は… ・バックにツッツキが来たらバックドライブで強打しよう ・フォアにツッツキが来たらフォアドライブで強打しよう ・フォア前にストップが来たらフォアフリックで強打しよう 試合では、こういう考え方で、サーブを出している事が多いですね。 下回転をバックにサーブ出した時の3球目の待ち方は… ■まずは待ち方を整理する事 ①おそらく8割方バック側にツッツキで返ってくるだろう。 ②残りの2割はフォア前へのストップ。 ※この時は、サーブを出したら、すぐに「台とやや距離を取ってバックドライブの準備もする」 ※2割のフォア前に来た時は、打点が遅れてもいいので、きっちりとツッツキで返球をして、相手の強打にそなえる。 (無理にフリックしたり、ダブルストップはダメです) 同じサーブを出した時、フォア前にストップが来る割合が多いと判断した時は、フォア前が6割、バックへツッツキが4割という待ち方に変更しなければなりません。 待ちを外されているのにもかかわらず、そこでも良いボールを打とうとするのは欲張りで、まずはミスをしない事。確実に入れる事。それが第一条件。という事が書かれていました。 フォアへのツッツキとバックへのツッツキの2つの場合。 同じくらいの割合で、バック5割、フォア5割で待つ。 この場合はフォアバック共に強打をするという考えを捨てて、やや打点を落としてもループ気味のドライブで対応。 そして、その後の5球目、7球目で強打で打つ。 無理に強打を狙いにいってミスが増えるよりかは、威力を落としても確実に入れていく方が、相手にプレッシャーがかかるという事だそうです☆彡 バックドライブで、無理やり強打は、練習をしていても、試合では、相手がある事なので、この考えに固執しすぎると、全体のバランスを崩し、独り相撲の様になって、試合に負けてしまうという結果を招いてしまいます!! この場合は強打強打は「あきらめる」事も重要になってくる事が良くわかりました。 卓球は対人スポーツ。相手がしたい事をさせないか、ということが非常に大切だそうです。相手も同じ。こちらがやりたい事をさせてもらえないのなら、こだわるのではなくそれを諦め、他のプレーにスムーズに切り替える事ができる選手が、試合で勝てる選!!! 次の練習では、試合に近い状況を練習で作り出して、待ちを外された時も、ある程度良いボールが打てる様に、レベルアップしたいと思います。 |
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