2023年01月29日更新
「2023年全日本卓球選手権大会」の決勝は男女とも3冠を目指して〜

「2023年全日本卓球選手権大会」は29日の最終日、男女とも混合ダブルス、男女ダブルス、男女ダブルスと3冠を目指しての戦いがありました。

 女子では、早田ひな選手が、涙の3冠を達成しました。3冠は、2019年の伊藤美誠選手以来の、女子史上4人目の快挙達成!だという事でした。
 
 試合観戦では、大変見応えがありました。
決勝相手は、木原美悠選手で、バック面が表ラバーの19歳です。
早田選手の落ち着きと戦略は随一で、3ゲーム目からは下がらずに緩急をつけながら、しっかりとフォアドライブで決めていきました。
 
「女子シングルス決勝」…
早田ひな( 4-2 )木原美悠
9-11/11-13/11-5戸上/11-8/11-7/12-10

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 男子の張本選手は、前年王者の戸上選手に40年ぶりの三冠を阻まれてしまいました。1983年12月大会の斎藤清選手以来の40年振りだったそうです。

 張本選手は大変残念ですが、戸上隼輔選手(明治大)も、前年に続く2度目の優勝、連覇を果たしました。

 観戦していると…
張本選手は、鉄壁の守りが有りますが、戸上選手は、それを知っている。最初から、常に攻撃していった。張本選手は戸上選手への、ロングサービスは1本も出せず、戸上選手は楽だったように見えました。

 戸上選手は、2ゲーム目2本エッジでマッチを落としたが、気持ちを動揺させず、次の勝負所のゲームを、ジュース17本で勝利!
張本選手も勝負どころとみて、このゲームで「タイムアウト」をとったが、15本で落としてしまいました。

 ここで、勝負は決まったと思えました。
張本選手は、勝ち意識が強かったのか、冒険を1本もしなかった。

 「男子シングルス決勝」…
戸上隼輔 (4-2) 張本智和
11-8/10-12/17-15/11-6/7-11/11-4

..今大会のpointについて..
優勝......60 
準優勝....50
ベスト4..40
ベスト8..25
ベスト16..10
ベスト32..5

現在のpointは…ここに今大会のpointが足されます。
早田ひな..164
伊藤美誠..117.5
平野美宇..106
木原美悠..106
柴田沙希..102
長崎美柚..97
石川佳純..87
佐藤瞳....69

パリのオリンピックに向けて、国内大会でも海外の大会でもポイントを意識して、頑張ってください(*^^)v