2022年11月19日更新
2022卓球アジアカップ、日本勢全員が準決勝へ進出!!(その1)

2022/11/18日に「ITTF-ATTU卓球アジアカップ」の準々決勝が行われました。私は用事を済ませ帰宅後、YouTubeにチャンネルを合わせたら、丁度 アジアカップLIVEが映し出されました。チャンネル其の侭に家事、食事をしながら準々決勝を次々と観戦…とても面白い場面に遭遇していました。
 
 女子シングルス準々決勝の日本勢の4強一番乗りを果たしたのは「早田ひな選手」です。

 ケガからの復帰戦の早田選手は シンガポール主力「ツォン・ジエンWR55」との激戦制してのベスト8進出…僅か4日前の「TOP32で準優勝」するなど復活を期す大会の初戦でした。

 しかし、1ゲームからファイナルゲーム迄どちらが勝つかわからない対戦になりました。5ゲーム目はジュースを12−10で早田選手が取り、其の侭かと思いましたが、6ゲーム目は7点で落としファイナルゲーム迄もつれていました。

 この試合では、5ゲーム目のジュースを12−10で制してから、マッチゲームは早田選手が、ハイトスサーブや両サイドへの攻撃で、僅か3点で押し切り、ケガ明けの早田選手が勝ちきった試合でした☆彡

「1回戦」 
◎早田ひな( 4-3)VS
ツォン・ジエン(シンガポール)
12-10/8-11/11-4/9-11/12-10/7-11/11-3
 ............
 「準々決勝」の早田選手…相手は杜凱栞選手(香港/WR9位)でした。

 凱栞選手は2019年世界卓球8強の選手です。腕のケガで練習できない時期が長かったのか、早田選手のラリーでのミスが多く観られました。第1ゲームは切れ味の鋭いサーブレシーブで抜け出して勝ち、調子が戻って来たのかと思われましたが、このゲームもファイナルゲーム迄もつれました。
 このゲームでは、負けちゃうのかとさえ思いました。1ゲームを8点で取った後、-7.-9.-9.と3ゲーム連取され目が離せなくなりました。しかし、ここから早田選手の反撃が始まりました。

 早田選手は、まず無理をしないでボールを入れ、チャンスボールを待って強打していました。第5、6ゲームを続けて取り返し、流れを掴んで両ハンドを広角に打って、大量リード。ファイナルゲームは、ゲームカウント1-3からの逆転勝ちを果たしました☆彡

 「女子シングルス準々決勝」…
◎早田ひな (4-3) VS
杜凱栞(香港)
11-8/7-11/9-11/9-11/11-6/11-4/11-6

....................
 伊藤美誠選手の準々決勝は、 チョン・ジヒ選手にストレート勝ちです。相手、「チョン・ジヒ選手(WR16」は、韓国のエースで左腕です。過去5戦5勝と何度も対戦しています。

 伊藤選手のサーブから始まり、先日の「TOP32」の悔しさを打ち消すかの様に、試合開始とともにいきなりロングサーブを2球、サーブでおどかしてから、速攻で1、2ゲームを連取しました。

 3ゲーム目は、チョン選手に先にコースを変えられ(3-7)とリードされてしまいました。ここからの伊藤選手は一球一球多彩な技を繰り出して的を絞らせない伊藤選手のいつもの試合が観られました。しかしチョン選手も頑張ってジュースと言う展開です。ジュースも12-10で勝ち切りました。
 
 4ゲーム目はチョン選手が、伊藤選手の両サイドを突いて反撃です。伊藤選手はマッチポイントから、10-7に追いつかれましたが、自分からしっかり攻めて押し切りマッチを制しました。

 「女子シングルス準々決勝」
◎伊藤美誠( 4-0)VS
チョン・ジヒ(韓国)
11-8/11-5/12-10/15-13


4日前の国内大会「TOP32」で、選手全員が向かってくるプレッシャーに打ち勝てなかった「気持ち」と言う技を手に入れた様でした☆彡