2022年09月05日更新
「2022全農CUP TOP32福岡大会」

3月に東京で開催されました「LION CUP」に続く第2回目の「パリ五輪」代表選考会!

決勝戦で「石川佳純」選手を破り、初優勝を決めました「伊藤美誠」選手(^_-)-☆

女子シングルス決勝戦 結果
〇伊藤美誠4(4.6.8.8)0石川佳純

また、4回戦で「早田ひな」選手とのフルゲームの一戦も凄かったですね!!

第7G(ゲーム)早田選手4−10からの巻き返し劇!

早田選手からのサーブ
5−10)
フォアミドル深く→フォアサーブで得点

6−10)
フォア前にサーブ→3球目を伊藤選手のフォアミドルへバックドライブ
(少しボールが沈んだか?ノータッチ)

伊藤選手サーブ

7−10)
早田選手のミドル深くに来るサーブ→BDでストレートに返球→伊藤選手ネットに引っ掛けてしまう

8−10)
早田選手のフォア前にサーブ→バックハンドでストレートへ→エッジボールにて返球できず

早田選手のサーブ

9−10)
早田選手のバックに来るサーブを読んで回り込む伊藤選手→ラリーに持ち込むもバックハンドでストレーに返球もネットにかかってしまう。

しかしここから「東京五輪金メダリスト」は違うな〜と思う出来事が!!

な、は、なんと今まで真剣だった表情が「ニヤリと微笑んでいる」
いやいや!口角が上がっているのかな!?

この場面でなんともなんとも!
早田選手の奥でカメラ越しに見える「伊藤選手」の顔がなんとも凄すぎる!!

そして、得点してしまう!

9−11)
5−10で得点した同じようなフォアミドルへのサービス。
少し甘く入ったのでしょうか?詰まらせることが出来ず逆に早田選手のフォアミドルをつき態勢を崩され伊藤選手の優勝が決まりました。

敗れてはしまいましたが「早田選手」の最後の一本まであきらめない姿勢。左右に振られても崩れることなく強いボールが打ち返せるところ。

世界で戦える日本代表選手同士の一戦に感動!!

「伊藤美誠」選手 試合後の優勝インタビュー!

Q.
では、今の胸の内率直な気持ちを教えてください。
A.
選考会はとても大事で1ポイント1ポイントがかかる大会だった。まずは、もちろん選考ポイントも大事なんですけど、挑戦者の気持ちで、そして自分の力を確かめる場所っていう気持ちで戦いました。

Q.
その選考ポイントなんですが、優勝に伴ってランキング第2位に浮上致しましたがその点に関してはいかがでしたでしょうか

A.
1大会1大会でガラッと変わるので、自分の気持ちもさらに気を引き締めて、さらに上を目指して頑張りたいと思います。

Q.
私、会場の皆さんもそう感じたともいます。さらに進化した「伊藤美誠」選手を見る思いを致しました。安定感といい、スピード感といい、自分ではいかがでしたか?

A.
本当にうまくいかない中でも、まずは気持ち的に向かっていくことと、あとは成長することを第一に考えて練習してきたので、しっかり練習の成果が出た試合だと思います。

Q.
この勢いをそのままに、いよいよ今月末からスタートいたします「世界卓球」中国成都大会に向かいます。世界卓球に向けて一言を願い致します。

A.
久しぶりの団体戦で、本当に団体戦大好きなので自分自身もチームで戦って、そして楽しんでみんなで勝ちを掴みたいです。