2022年04月10日更新
卓球・第19回アジア競技大会卓球代表の座を掴み取った選手は? 

 卓球・第19回アジア競技大会卓球競技代表候補選手選考会が、2022.4月9〜10日に東京赤羽体育館で行われました。

 今日10日は、A.Bグループの上位2名ずつで、決勝まで行われました。
女子は、決勝は平野美宇選手と木原美悠選手でした。木原美悠選手にストレートで勝利した「平野美宇選手」が選考会優勝を決めました。平野選手は4ゲーム目はわずか1点しかとられず、完璧な試合でした。

 この前の「伊藤、木原戦」では、4−2と「17歳、木原選手」に敗れた伊藤選手は、アジア大会シングルスの代表を逃すという結果に終わりました。

 そこで、二人の戦型を見てみました。戦型は右利きシェークハンド選手同士し、木原選手はフォア面に、ビクタス裏ラバーV-15、バック面にはV102表ラバーを貼っていました。
一方、伊藤選手は、フォア面には、ニッタク ファスタークG1裏ラバー、バック面には、表ラバーのモリストSPでした。

 バック面が表ラバー同士で、伊藤選手には、遣りにくさもあったのでしょうか?
しかし、木原選手の決勝相手、平野美宇選手は、フォア面テナジー0.5、バック面テナジー64と裏裏シェークハンドで、バックバック戦では、伊藤選手の表ラバーとは違い回転量が多く、ミスに繋がってしまったのでしょう!

 伊藤選手のコメントで、「木原選手の実力が凄く上がっているし、今日は0―4で負けていてもおかしくなかった。実力負けかなと思います」と言っていました。本当に最近強さを感じます。

 男子決勝は、戸上隼輔選手と吉村真晴選手でした。吉村選手のサーブ力とレシーブの上手さでリードしていて、其の儘、勝ち切るかと思いましたが、成長著しい若い実力者の猛追を受けて、ファイナルゲーム迄もつれ込んだ。しかし、4-3と振り切って吉村選手が優勝しました。

 男子では、すでに代表権利を得ていた「張本智和選手」と、「吉村真晴選手」がシングルスの代表に決定しました。

 女子は、代表決定している「早田ひな選手」と「平野美宇選手」がシングルス代表に決定です。