2022年03月27日更新
「卓球」の未来はおおきく!!

 先日ラジオで「柔道の全国大会が中止になった」というニュースを取り上げて放送されていました。全日本柔道連盟が全国小学生学年別大会の廃止の決定を発表。理由としては、行き過ぎた勝負至上主義が散見されるとのこと。

 これは、柔道に限らず「卓球」やあらゆる運動・スポーツにおいても共通することではないかと思いました。今回は放送された内容を分けて書いてご紹介いたしました。最後までお読みいただけますととてもうれしいです。

 全国柔道連盟「山下泰裕」会長によれば「試合中に保護者や指導者が審判に罵声を浴びせるみたいな問題が前からあった」と、、。さらに「保護者が自分の対戦相手(お子様)をののしるケースも散見された」こと。これは大会を止めないと子供たちにしわ寄せが行ってしまう話になったということらしいのです。

全柔連には「子供がかわいそうではないかと(晴れの舞台)をという意見もあったそうですが、有識者方々の意見をお聞きすると「今回の決断は英断である」といった意見が多いいようです。柔道だけではなく他の多くの少年スポーツでも似たようなことがあると感じているようです。

 そこで気を付けたいのが「運動会のかけっこでみんなで手をつないでゴールしましょう」というお話とは違う話なんですよね。決して勝ち負けを否定しているわけでもなく、(卓球‥)競技の楽しさを通じて、子供たちの心身の健全な発達を促そうということがスポーツの目的のはずなのに。。。大規模な大会があることによってその損得勘定に目がくらんでしまった!大人の理屈にその子供たちの競技体験がゆがめられてしまうといことを否定しているんだなと思います。

 試合をすれば当然勝負が決まるわけなんですけども、特に武道だといいやすいと思うんですけど、試合を行うというのは「その試合自体が技術向上の手段であって、実は目的ではないはず」なんですよね。一般的なスポーツにおいても、少なくとも教育的な文脈でいうならば「心身の健全の発達の目的として競技がある」わけで、、、。

勝った!負けた!

が本来の目的ではないはずではないか。この部分がお分かりになられていない、熱くなりすぎちゃう保護者や指導者が少なからずいるというのも事実と記者の方はいっておられました。つづく。。。