2021年11月14日更新
卓球は一球でも多く返球するスポーツ!!勝つ事が出来る“威力の足し算”

卓球技術の中で、意外と知らない考え方である「“威力の足し算”で台に絶対入れる為の意識」
これは、トップ選手の事だけでなく、たとえどんなレベルの相手との試合でも、相手コートに絶対に返球し続ける事が出来れば勝つ事ができます。

 「これができると試合が変わる!相手コートに絶対に入れるコツと練習法を、技術指導していたのは、吉田和也氏。卓球は強く打つスポーツではなく、相手よりも一本多くボールを台に入れるスポーツである事が大前提。その為には、相手ボールの勢いを把握し、自分の打球の力加減を調整しなければいけません。

 意識してほしい考え方は、相手の威力と、自分の威力のバランスを足して丁度10にする。例えば、相手が8、9の強い威力で打ち込んで来たら、自分は2、1の弱い威力でブロックをして合計で10にします。また、逆に相手が3、4の繋ぎのボールを入れてきたら自分は7、6の強い威力で攻める事ができる、という様な感じです。 
 相手の威力と自分の威力が、足して10を超えてしまうと相手コートに入らずオーバーミス。相手の威力が6であれば、自分の返球は4まで押し返してカウンター気味に打球する事ができる。
相手の威力が9では、カウンターは無謀だという事になりますね(*_*;

 また、チャンスボールだと思っても、普通、勢いは3位ある事が多いので、自分が思い切り10で打球してしまうとミスになってしまいます。
現在、中国ペンの裏面表一枚に挑戦しているので、このボールを打つ時の範囲判断が一番難しくて、ついつい裏ラバーのフォアスマッシュの様に決めてしまいたくなり、オーバーしたり、ネットに掛かったりしています。範囲の威力で強打をするとミスをしなくなりますね( `ー´)ノ

 吉田氏は、足して10にピッタリを狙い過ぎると、少しでも誤差が出た時にオーバーミスしてしまうので、絶対に入れたい時は、足して9を狙うとよいでしょうとの事です。強。中。弱
私は、オーバーミスの時は、よく口で「8の力、8の力」とつぶやいています。この誤差発生を意識!

 マシンボールでは…
何もしないで当たるだけで、台の収まります。
何もしないと、収まりますが、台の真ん中位です。
これに、「2」をチョイ足し白線ギリギリに入る。
「3」迄 足してしまうとオーバーしてしまったそうです。

 普通の練習では、1〜4位を、足しても台には入ります。お互いの攻守の境目が「5」だとすると守り、何かしてもいいみたい。余裕があれば、チョイ足しは、「コース」で、相手が弱気になった様なら、「7,8」でスマッシュ!!
攻守を意識しながら、相手との戦いで「10の法則」を守れば、ミスなく試合ができる!

練習で「10の法則」を守って身に付けて「本試合」でも、ここの意識が生きてくるでしょう☆彡