2021年06月13日更新
昔暗いと言われた卓球!今は進化で人気の卓球に…

コロナ禍で、対策を駆使して”東京オリンピックの開催”が程決定に成りました☆彡

こんな中、代表入りした石川佳純選手の卓球は、古かったというニュースに目が止まりました。

これには、一般の私達も共に、20年にわたり卓球ルールと用具が変更されてきました。

卓球の人気を高める為に直結していて、見応えのあるプレーが生まれやすくなっているのだという。

他のスポーツであれば、科学や用具の進化に伴い、できなかった事ができるようになっていますが、卓球はやりづらくなっていく。

卓球をテニスの様に、テレビ観戦でも面白く成る様、スピード遅く、回転弱くのルール改正!

2000年、ボールが「直径38mm、重さ2.5g」から「40mm、2.7g」になった。

僅かな数字の様ですが、大きさ5.3%、重さ8%のアップ。

これにより、ボールに回転が掛りにくく、球速も遅くなった。

この頃に石川選手は、本格的卓球に向き合っています、そしてチャンピョンの座を掴んでいました。

勿論、一般の私はもっともっと前の卓球で、この改正についていけるわけもありません(>_<)

テレビ東京が卓球中継を始めたのは2005年。
テレビ放映での観戦や、会場での観戦がしやすくなってきた!!

そこで、選手達はスピードグルーを使い、ボールに威力を出していた。

スピードグルーとは…(ラバーの弾みや回転、スピードなどを高めるものです)

私でさえ、グルーを塗って試合参加していました。

トップ選手の戦型は、ボールが良く飛ぶので、構える位置は遠め。
フォアハンドをメインにする選手が多く、足腰を鍛えてどこに打たれてもフォアで返す、オールフォア卓球になっていた。

しかし、このグルーも有害性が問題になり、禁止されてしまいました。

スピード、回転、威力を出す為、メーカーがノングルーで、これを満たすラバーを開発しました。

又、変更です!!
2014年、ボールの材質が、安全性などを理由に「セルロイドからプラスチック」に変わってしまいました。

ボールがわずかに大きくなり、重たくなってしまい、回転とスピードが出しにくく、ラリーが続きやすくなってきました。

この様にルールが変わった事で、「ダイナミックなラリー」が何球も続く様になって現在に至ります。

卓球人気の理由でもある、パワフルなラリーは、観ていて楽しめる様になってきています。

私達が観ていても、丁寧選手、石川選手等は、ラリーが古いと感じた事がありました。

五輪代表の、伊藤美誠選手や、平野美宇選手、張本智和選手は、すでにこうした改正後に、卓球を始めたので、石川選手の経験はなくて、現在卓球を猛練習できていました。

若い世代は両ハンド共、しっかり振る選手が多いし、ベテランにはフォアハンドを決定打として磨いてきた選手が多い。

石川選手がコロナ自粛期間中にバックハンドを強化していました。

これは、コロナ禍で大会が少なくなった事を、うまく活用した結果、全日本チャンピョンに返り咲く事が出来ました。

日本の男子でも水谷選手は、やはり下がらず、前で戦っている。

しかし、ドイツの40歳ティモボル選手は、決定打ではバックに来たボールもフォアで打っています。

女子では、東京五輪を「58歳で迎える世界選手権メダリスト」が出場予定だそうです。

五輪観戦では、年代毎のプレースタイル、卓球の歴史も合わせて観戦してみたいと思います(*^^*)