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2020年12月27日更新
卓球基本のキのフォア打ち!!
昨日で、卓球は練習収めをしました。 今年のコロナ禍での練習は、マスクをしながら、苦しくて大変でしたが~ 練習をしている時は、全てを忘れ、心が修復できるひと時でもありました。 卓球に限らず、スポーツはやっぱり素晴らしいです。 今から、年明け迄静かに教本を見直したり、頭の中での卓球です(^^)/ そこで、卓球「フォア打ち 基本のキ」を読みました。 「基本のフォア打ちが、できていない選手が多い事に非常に驚く」という書き出しから始まっていました。 これは、指導者あてに書かれた指導教本でしたが… 試合で目にするフォア打ちは、選手それぞれで、10あったら10通り、100人であったら100通りのスイングが観られると、私も感じます。 試合の強さは別にして、 スイングが変だと感じる選手、スイングがまともでも下半身が、全く使えてこない選手などです。 この本では、 「ラケットを握り始めた頃に、基本を忠実に守って来なかったから変な癖がついてしまっている」 一度体に染み付いてしまった癖を治すのは、難しい!という。 私も、数十年前には、フォアのスイングは三角に描くと、ラケットの握り初めに教えてもらいました。 その後、中国の指導者がゲストの合宿に参加した時には、楕円を描くようにスイングすると知り、スイングを変更しました。 その時、ヨーロッパでは、円を描かず、三角も描かず、其の儘線で戻すと知りました。 この方も、「一度フォアハンドを矯正した時期があったが、非常に苦しく、時間も相応にかかったと記憶している」と書かれていました。 卓球初めに覚えるべき「基本のフォア打ち」とは… ①「ラケットは振らない」 ラケットを振り回すデメリットは… 正しい指導を受けてきていない中学生の選手達は、殆どの選手がラケットを大きく動かし過ぎだそうです。 ラケットを大きく動かし、スイングが大きいという事では、 ・空振りやボールにヒットしない可能性が高まる。 ・次の戻りが遅くなる。 ・怪我をする可能性が高まる。 そして、現代主流になってきている「高速卓球」に対応するには、スイングは常にコンパクトである事。 競技用のラケットとラバーを使っていれば、それ自体が反発する力を持っています。 ボールがラケットに当たれば、それだけで自然と返球はできるはずで、ここに大振りなスイングで振り回すと、入るボールも入らなくなってしまいます。 ②まず第一のステップとしては、ラケットにしっかりと、ボールを当てるという事だけに集中する!! 次に「肘から先を折りたたむ様にしながら前方45度方向へ~」 ③2つ目のステップとして、体重移動によりボールに力を加え、ボールに体重を乗せます。 ほんの少し力を加えて、ボールに勢いをつける。 ボールに力を伝えるのは「体重」です。 腕を降って力を伝えるのではなく、体重移動をする事でボールに力を加えます。 ボールを呼び込む時には、右足に体重を乗せ、打つ時に左足へ移動させる。 右、左、右、左の繰り返し。(少し体が揺れる程度) ④一般的な基本の姿勢としての足の位置取りを「スタンス」と言います。 体重移動がしやすい為には、足の位置取り(スタンス)が必要です。 「肩幅の倍程度」に開けると良いといいます。 足の幅が狭すぎたり、広過ぎたりすると、うまく体重移動ができず、変に力が入って無駄に疲れる。 選手にとって一番、適切な足の幅をここで見極める事が必要。 そして、半歩分だけ右足を後ろに下げると、「懐」ができて打ちやすくなります。 軽く膝を曲げた状態を保って、軽く前傾の姿勢をとる様心がけます。 ⑤腰を使う 前傾姿勢が取れていて、体重移動ができ、ボールを打つ事ができる様になったら「少し腰を使う」を意識をしてみます。 右腰の骨を、ボールに当てる様な(腰を回す)意識を持つと自然な形になりやすい。 腰も回せていれば、それについてくる形で腕も動き、ラケットをスイングしている事になります。 その後に、スイングの角度など細かい所を微調整!! 大きい所から小さい方へ順番に意識すると良いそうです。 多くの初心者は、まず腕の振りを最初に意識する事が多い様です。 腕だけに意識が行き「腰が回っていない」 腰を回そうと意識をすると、腕のスイングが変になってしまう。 そこへ体重移動も意識すると、何だか滅茶苦茶になってしまいがちです。 体重移動の意識→腰の意識→腕の意識 という順序でいくのが一番習得が早い。 そして、安定したフォームになりやすい。 今握ったばかりの初心者… 最初は最も基本的な打法である「フォア打ちのポイント」をマスターしたい! フォームなどは気にせず入ればいいのだ、という意見もありますが~ でも、フォームが綺麗な選手は、基本を身につけている証拠だと思います。 最初の時点で、綺麗なフォームでできていれば、今後の技術習得のスピードも早いはず!!! さらに、あらゆる卓球技術に於いて共通して言えるので、頭に入れておきたいと思います。 |
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