2020年11月15日更新
男子W杯、張本智和選手が4強進出!!

張本選手は、世界ランク4位で東京五輪代表の17歳。

今大会は、8か月振りの国際大会です。

張本選手は、
「試合の無かった8か月で、卓球技術は勿論色々な学びができた。
特に、一番にメンタルの落ち着く所を学ぶ事ができ、競った場面での冷静な判断」だと話していました。

その話の通り、第1試合で先行されていても、落ち着いて得点を取り戻していき、1回戦でロベルト・ガルドシュ選手(オーストリア)にストレート勝利を収めた。


第2戦は…
2019年世界選手権シングルス銀メダリストの「マティアス・ファルク選手」との対戦。

ファルク選手は、長身でパワフルなバックハンドと、表ソフトのスマッシュでリードを広げていた。

しかし、張本選手は、ストップや回転量の多いドライブで、ファルク選手のミスを誘っていた。

ご自身の話の通り、冷静なプレーを見せて、逆転で1ゲーム目を取りました。

この儘、1回戦同様、ストレート勝利できるかと思いましたが…

4ゲーム目、ファルク選手は、前陣でプレーしたり、張本選手のフォアにボールを集めたり修正をして、4点で取り返していました。

その後のファルク選手の攻めにも、張本選手は要所要所で得点を重ね、リードを奪われながらも9-9とし、速い打ち合いをも制して、マッチを決めました。

結果…
(4-1)9.8.9.-4.9
準決勝へ進みました。

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「男子シングルス1回戦」
「丹羽孝希」VS
「チャン ウジン(張禹珍・韓国」

韓国のチャン ウジン選手は、2013年世界ジュニア王者で、韓国主軸の25歳です。

丹羽選手は、以前 2017年アジア選手権で敗戦していて、今大会はその雪辱戦でした。

張選手は、足を動かし強打を放ち、気合が前面に出した韓国選手らしい戦い振りです。

一方 丹羽選手は、それをいなし、落ち着いたプレーする戦いです。

第1ゲームから接戦になりました。

1ゲーム目と3ゲーム目、接戦のジュースは、丹羽選手がとっていました。

最終ゲームは、ミスの少ないプレーで、フルセットのジュース「張選手」が制して勝利!

結果、11/-4/12/8/-9/-7/-10(3-4)

丹羽選手にとっての8ヶ月ぶりの国際大会…

雪辱戦の1回戦を、勝ち上がる事はできませんでした(*_*;

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男子ワールドカップ
11月15日(日)最終日です。

準決勝
14:00〜Table1
張本智和(JPN) vs 馬龍(CHN)

14:45〜Table1
樊振東(CHN) vs張禹珍 (KOR)

3位決定戦
20:00〜Table1

決勝
20:45〜Table1