2020年07月26日更新
卓球再開へのガイドラインに沿って…  (その2)

Kクラブでも7月より再開されていますが…

人数を考え、換気、消毒と色々な方面で試行錯誤しています。

ダブルスなどは行わず、数ヶ月ぶりで基本技術を取り戻したり、新しい自分卓球を見つけに歩きだしたりしています。


こんな中、トップ選手のこんな話も知り、紹介したいと思います。

このCORONAにもめげず自分を変えていた選手がいた。

その選手は、Tリーグ女子MVP・森さくら選手です。

一世一代の”バック表作戦”を敢行し、見事勝利。

大胆な作戦と勝利への執念が生み出した、驚異のベストゲームを、7月18日「卓球ジャパン!」で知りました。

名古屋戦でのビクトリーマッチ、「ハン・イン選手」との対戦。

普段は「両面裏ソフトラバーの森さくら選手」がバック面を表ソフトラバーに変えて挑んだ。

相手の「ハン・イン選手」は中国からドイツに帰化し、ドイツ代表としても活躍する世界屈指のカットマンです。

ぶつ切りの変化カットが一番の武器です。

以前の対戦では、森選手はカットに対して、バックツッツキがうまくできず敗れています。

その打開策として約1ヵ月練習してきたのが「バック表」でのプレーでした。

表ラバー使用は、このカットマン対策だけで、試合の第2マッチでは、森選手は通常の「裏裏ラケット」で勝利。

つまり1度の団体戦で、異なるラケットで2試合を戦うという、大胆な作戦でした。。

カットに対しては、「表ソフト」でのバックツッツキとフォアのループドライブでしっかりと返球し、あまくなった所をフォアスマッシュで、狙い打った森選手。

表ソフトへの変更は、バックツッツキが遣り易くなっただけでなく、「ラケットが軽くなり」スマッシュも打ち易くなっていた。

「今迄は、回転のあるボールに対して、すごくナーバスになっていたが、それがなくなって攻撃だけに集中できている」と分析していました。

私達では、こんな大胆な変更で、試合できるとは思えませんが、この大会がない時期では「技術の冒険」をして見てはどうでしょうか(^_^)