2019年11月03日更新
卓球史上過酷な東京五輪代表争いになっています!!!
他のスポーツでは、東京五輪代表が決定されています。 我が日本卓球界では、卓球史上過酷な東京五輪代表争いになっています!!! 卓球五輪代表は… シングルス 2020年1月の世界ランキング 上位2名 団体戦 強化本部推薦 1名 これは、世界ランクは国際大会の年間獲得ポイントで決まリます。 男女とも身を削る生き残りゲームをしています。 昨日、スポーツ番組で… 平野美宇選手の涙、 伊藤美誠選手のポイントの事を考えて涙、 歩きながら目を押さえる石川選手、 3選手が映し出されていました。 大魔王伊藤選手の涙と進化… 日本最高位、世界ランク7位と、どんどん強くなっていると言い切れる結果を残している伊藤選手! そんな伊藤選手に中国は、同世代の「孫穎莎選手」を伊藤選手の死角として送り込んできました。 大魔王と中国に言わせた伊藤選手も、孫穎莎選手に負けて心が折れていた。 ここで伊藤選手は迷い「卓球が楽しくない」とつぶやくほど疲れ果てていた。 ここから抜け出す道探しをして、みつかった!! その5ヶ月後、伊藤選手が見出したのは、卓球の基礎に戻り、初心者や子供向けの練習「多球練習」でした。 多球練習とは、一定のリズムで球を打ち返し、フォームを体に覚え込ませる練習のことです。 松崎専属コーチは、「戦術で勝つ」「上手さで相手を交わす」これだけでは勝てなくなったと思った。 今までの、伊藤選手は… ひらめきの侭に打つのが持ち味だった。 例えば、ひらめきだから予測できない「美誠パンチ」もその一つだった。 しかし、その反面長いラリーにはもろさがあった。 細やかな技術を続けられず競り負けてしまう。 それが、孫穎莎戦で浮き彫りになって敗戦してしまいました。 松崎専属コーチいう、美誠選手の場合基本レベルが、世界トップ選手に比べて低い! 大魔王の意外な盲点だった。 しかし、ここが伸びしろだと、コーチは気づき、基本練習をどんだけやるかとい言うことを提案したのだろう! 結果、進化の余地はそこにありました。 伊藤選手が、大会を休んで懸命の練習に取り組んでいたのは、ニュースで知っていました。 こういう事だったんですね(^^) 先月、スウェーデンオープン準決勝で、それを試す絶好の機会が訪れました。 まさに、伊藤選手にとって、世界卓球で破れ、谷に突き落とされた「孫穎莎」戦でした。 試合では、しっかり、練習の成果を発揮し、ラリーに競り勝っていたのと観戦しました。 伊藤選手は、リベンジを果たし、五輪に向けた進化の証を手にしていました。 大魔王復活☆彡 大会連続で賞表台に上がった伊藤選手は、ポイントレースで大きく抜け出しました。 2019日本選手獲得ポイントは… 1位、伊藤美誠 11405pt 2位、平野美宇 10175pt 3位、石川佳純 9855pt .................................. 平野選手もリオ五輪で補欠と悔しい思いをしてきた。 これを、東京五輪での選考レールでは勝ちたいと懸命に練習して、持ち帰った悔しさが平野選手を変えていた。 平野選手の復活劇が始まった… 17歳で出たアジア選手権では、卓球帝国中国のトップ3を破り優勝、日本人21年ぶりの金メダル獲得。 続いて、2017世界卓球では、日本女子シングルス48年ぶりの表彰台、最強中国に割って入った17才時代の次の時代の扉を叩いたのは平野選手でした。 しかし、映像は、2017年の最高潮から2年に渡って続く苦悩が始まった平野選手の涙! 32位の格下香港の選手に負けた所から始まった… 「人生山しかないと思っていたのが今は、谷しかない」と平野選手は語る。 世界の一線に踊り出たのになぜ涙?? ラケットを持つと涙が出てくる。 自分の位置を高くしすぎて、中国以外の選手に負けてはいけないと、栄光が鎖となって自分を縛り付けていた。 リオ五輪後、懸命に練習してきた平選手は、ラケットを握ると泣いてしまう… 初めて3週間練習をしなかったという〜 それでも代表選考レースは待ってくれない そんな平野選手にとって、今年、8月に、大きな試合が訪れた。 それは、東京五輪代表レース争いの直接対決、「石川 VS 平野戦」だった。 二人は、周りにいたたまれない程の緊張感を与え、二人は顔を一度も合わせず、試合に臨んだ!! 2019日本選手獲得ポイントは、僅か5ポイント差の平野選手にとっては勝負所… 1位、伊藤10865pt 2位、平野9590pt 3位、石川9585pt 対石川戦、国際大会戦績で、平野選手は、0勝6敗と一度も勝った事のない相手です。 結果は、ゲームカウント「4-1」で、平野選手の勝利。 攻める平野選手が、主導権を握りその侭攻めきった。 技術でもない、戦術でもない気迫で一度も勝っていない相手に初勝利、ポイント差をと320pt差とした。 「1位、伊藤10865pt」 「2位、平野10175pt」 「3位、石川9585pt」 この勝利から、心の変化があり、トンネルからの出口が見えた!! 伊藤選手と平野選手は、練習会場から楽しいと笑顔をのぞかせていた。 .................................... 一方、日本をリードしてきた、「石川佳純選手26才」は、苦悩の日々を送っていた。 一方、ベテラン石川選手も今迄6戦連敗だった相手「中国の陳夢選手」に4-3で勝って金星をあげた。 ゲームカウント1対3からの大逆転は、石川選手が新しい自分を見つけた成長の証だった。 五輪経験の多い石川選手は… 「どうしても結果ばかりに目がいってしまって」周りが目まぐるしく変わっているのに、自分の成長していく事を忘れていたという。 五輪代表をつかもうと思うより、「守らなきゃ!」これが行けなかったと振り返る。 これを忘れて、進歩する事だけを考える。 今までの自分の殻を破って行かないと、五輪出場は果たせない。 それだけオリンピックは狭き門だと話していました。 誰かに選んでもらうもの、誰かから貰うものではなく、「オリンピックだけは自分で掴むもの」 今は、そういう気持ちで戦っている。 3選手にとって、戦いは、これからが正念場です!! 現在「1位、伊藤12305pt」 「2位、平野10295pt」 「3位、石川10230pt」 平野選手、石川選手の差は「65pt」なんです! 残る大会は… *ワールドカップ団体戦 1勝ごと250pt *オーストラリアOP 優勝2250pt *T2シンガポールOP 優勝1000pt *ノースアメリカンOP 優勝1100pt *グランドファイナル 優勝2550pt 代表発表は来年1月になります。 3選手にエールを贈りたいと思います☆彡 |
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