|
2019年10月30日更新
球回し練習で成長も…
![]() Kクラブ卓球教室でも、生徒同士、多球練習を3人一組でやること事があります。 卓球情報誌を読んでいたら、「やるだけで身につく練習」に球回しとありました。 球回し(多球)は練習相手でありながら、自分自身の練習にもなるということです。 ポイントは、観察力!! ■基本メニューとして… ◎「フォア、バック」を交互に ◎「2本1本」フットワーク… 2本1本フットワークは、 スウェーデン「ファルケンべリ」出身の選手考案したフットワーク。 ①バックサイドのボールをバックハンドで打球→ ②バックサイドのボールを回り込んでフォアハンドで打球→ ③フォアサイドのボールを飛びついてフォアハンドで打球→ ④ ①→・・・ ※卓球経験者がよく行う練習で、非常に高いフットワーク練習です。 ◎「フォア2回、バック2回」 (1)返球のリズム感、タイミング (2)打球速度と回転の安定確保 (3)返球の法則を観察です (1)と(2)は、観察力で身につきます。 バランスを保持して、練習者にとって「あたりまえ」にする。 続く事が大切です。 この球回しの効果として、、、 実践では相手の「あたりまえ」を崩す事ができるのが利点に繋がるそうです。 (3)では、卓球の理想は、条件反射で常に正解というレベルの返球を続け、できればミスをしないのが理想です。 これを邪魔するのが「思考時間」です。 考えることに意識を集中しすぎると負担になり、連続して返球する事は大きなリスクとなります。 これは、子供の伸びが早い理由で、大人との思考時間の差だと思います。 子供は、あれこれ考えず、言われた通りにやろうとする傾向が見られます。 条件反射で済ませる領域が増えるほど、ラクに打てるというわけです。 ■球回しのメリットは… 返球の法則が身につくという。 返球の法則とは…正しい「挿入格」「反対角」を身を持って覚えられる。 「挿入格」…打球面に対して打球を受けた時の角度。 「反対角」…反射して折り返す角度。 そして、多少の誤差があっても、(1)のリズム、タイミングと(2)の速度、回転を安定して保てるようになれる。 左右方向の折返しでフォア→バックや、バック→フォアでも、同じ場所での返球なら、打球面を大きく変える必要がありません。 コツが分かれば、時間を経て自然に身につく練習だそうです。 反射効率を逆手に取っったり、打球の有利不利 又は強弱などを操ります。 球回しが上手くなると、イボやアンチ等、変化系の用具も理解できてくるといいます。 試合でも、相手を混乱させれば、ミスタッチを誘えるでしょう!! こんな、少しづつの積み重ねで… 自分自身の練習も、相手の球回しでも、ボールと仲良しになれます。 そして、得点力強化に繋がるといいですね(^^) |
|