2019年06月30日更新
2020東京五輪出場へ最後の1枠をかけた戦いに挑戦し続ける”早田ひな選手”(4-2)

4年間、石田大輔コーチと共に2人3脚で、今の早田選手のプレーを磨き上げて来ました。

石田コーチは、普通の女の子ならイヤと言うかもしれない練習でも、辛い時もしんどい時も、それをコツコツ頑張れるタイプが早田選手の特徴という。

技術を高めて最後にフルスイング出来るパワーを持っていれば、世界のトップになれるとコーチは考える。

練習は、50球2分打ち抜き、納得の行くまで打ち続ける。

翌日は、1日中筋肉痛で動けなくなる程という。

その他、器具を使った筋肉トレーニング等、練習は9時半〜夜の9時まで12時間に及んでいるそうです。

でも、どんなにきつくても明るく、楽しんで取り組む姿が映し出されていた。

これは、早田選手の”モットー”です。

男子並みの威力があり連続ドライブが振り出せるのは他の日本女子選手にはない。

低い姿勢で、足の力を利用したドライブはボールに強い回転がかかり、これを可能にしているのが背の高さ、手足の長さにあります。

早田選手166cm, 石川選手157cm, 平野選手158cm, 伊藤選手152cmと日本選手は150cm代です。

日本女子選手の主流は、台の近くに立つスタイルで、ボールを出来るだけ手前の早い段階で打つと、相手は反応しづらくなるという事です。

一方 早田選手は台から離れた位置に立ち、ボールをじっくり見て、フルスイングする為、得意はドライブを最大限に活かす事ができる。

フルスイングに重要なラりーも、手首を使いボールの軌道を変更させ、相手を揺さぶり、相手が崩れたら渾身のフルスイング!!

自分のプレーは、「自分にしかできない」早田選手の卓球スタイル、プレースタイルである!!!

それが出せるか、出せないかで試合の結果も大きく変わって来たり、内容とかも全然違ってくるという。