2019年06月27日更新
卓球技術、「できる」「できない」の心の意味…
スポーツ、卓球でも初めて達成した「できた!」は嬉しいし、感慨深いものがありますね。 教室で新しい、技術に出会った時、説明を聞いてから実践してみる。 説明どおりに半信半疑でやってみる。 その時の「できた!」に出会った時には嬉しいものがあります。 その先にそのどんな意味や価値観があるのかを考え、その先の目的を考えられる事も重要に思います。 チャンピオンを目指す競技スポーツでは、できる事、勝つ事に当然価値観はありますが、人(目的)によっては求められるものが変化してくるといいます。 日本トップ選手では、すでに勝ち負けは超越していますが、更に技の究極を求めていきます。 日本一の体操、内田航平選手やスケートの羽生結弦選手、又 いちろう選手などは、その様に思われます。 勝敗を競う選手のその先にあるのは、他人との戦いでは無く自分との戦いをしているのでしょうか? トップメダルをとっても浮かない選手もいれば、メダルを逃しても清々しい気持ちになれる選手もいるようです。 厳しい練習で培って来た自分なりの思いを込めたパフォーマンスが本番で発揮された時、人はスポーツ人生における一つの充実感を得るのでしょう! 結果としての勝ち負けでは無く、プロセスとしての勝ち方、負け方に意味を見出すことは大切だと言うことです。 ここの所のドーピング事件は、出来の不出来よりも、いろいろな事情なんでしょうか! ただ上に行かなければ選手の評価がされないという理由から、結果としての勝敗にこだわった事なのでしょう。 つまり、「できる・できない」は必ずしも「勝つ・負ける」に直結しないという事です。 上手く出来なくても、相手が弱ければ勝てるし、反対に上手く出来たと思っても、それ以上に相手がうまく出来てしまえば当然負けてしまいます。 「できた」には、初級、中級、上級があるというこ事がわかってきました。 運動習熟度とその見分け方が記載されていました。 ■:初級レベル… 現象として ・わかっていないけど「できた」 ・まぐれでできたり、できなかったり 確認してみると… ・「考える」とまぐれがでてこない ・できると思ったのに「できない」 ■:中級レベル… 現象として ・わかって「できる」 ・自分に有利な条件下で「できる」 確認は… ・成功ポイントを表現できる ・確信を持って「できる」 ■:上級者レベル… 現象として ・わかって「できる」 ・自分に不利な条件下でも「できる」 確認すると… ・試合でも練習と同じ様に「できる」 ・失敗しそうに成っても、リカバリー能力を発揮し、成功へと導く。 できた時には、その「できた」をより、上のレベルへ持っていける様にして、技術向上を目指して行きましょう☆彡 |
|