2018年12月03日更新
卓球あれこれ 『Q&A』 #90
『Q』 卓球ラバー、スポンジの厚さの違いでパフォーマンスの違いはありますか? ラバーのスポンジ厚みで「中」「厚」「特厚」によって 性能的な差等 重さ以外にやり易い技術、打ち方等がどう変わるのでしょう〜 『A』 :弾み… ◎「中」というスポンジでやりやすい技術は基本打法のやりやすさです。 フォア打ち、バック打ち、ツッツキなど基本能力を高める感覚、自分で打つ感覚を覚えやすく練習始めには最適です。 フォアでループドライブから、5球目の「角度打ち」でナックルスマッシュという展開に「中」のスポンジは良いと思います。 ◎「厚」は、回転のかけやすさや、威力の出しやすさがあります。 又、ミート打法・フリック打法のしやすさは良いでしょう! ミートを駆使するドライブマンには「厚」が一番バランス良いと思います。 回転の掛けやすさも「厚」がバランスがよく、基本ができていれば、しっかり回転を掛けきる事ができる厚みです。 「中」に比べ「厚」の方が、ナックルが出せたり、弾いて打つのもやりやすい厚みでしょう! フォアでも、弾き+ドライブを重視しているなら「厚」が適しているでしょう! ◎「特厚」では… トクアツはとにかく威力が出る厚みです。 ドライブの回転とスピードの両立が最も高い! コートにボールを安定して入れられれば、ボールの色々な質を求められる。 しかし、トクアツのラバーはドライブの威力がとても良いが、ツッツキやサーブなどの小技が簡単には行かない。 そしてプッシュ、ミート系もトクアツはアツよりも食い込んでしまう為にミート感が失われ、ミート主体にはあまり適さない様です。 試合など、相手に下がらされてしまう時にはボールが落ちにくいと思います。 ドライブ時に台から下がってもボールが大きく飛んでくれるので、前中陣で下がりながらドライブを打ち続ける事ができるのが強み!! ミートを使わずに、裏ラバーのようにドライブオンリーで戦っていく感じには最適です。 サーブやツッツキの小技の弱点は、粘着ラバーのトクアツにすれば弱点が軽減されるので粘着ラバーのトクアツはある意味かなりバランスの高いラバーといえます。 厚さのまとめとしては… ○ミートも多く使い、比較的前でドライブしていると思う時は「厚」にして見る。 ○ドライブを使い、台から下がって頑張って厚で打っている時は「特厚」に変え方が、 ボールの威力と力で飛ばさなくても良いので、安定感のあるプレーができると思います。 ○サーブ重視スタイルであれば… 「トクアツ」での飛びすぎが「アツ」に変えたらサーブの得点率が上がると思います。 ○ツッツキで粘り、切る事を重視をしていたり、ブロックで振り回すスタイルでは… 「トクアツ」で飛びすぎで「アツ」に変えたらツッツキとブロックの安定感が向上するでしょう。 ※「中」と「厚」と「特厚」のテンションラバーは、比較的スポンジで長所と短所がでますが〜 粘着ラバーは「トクアツ」ばかりですが、バランスがいい状態で維持されてると言われています。 |
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