2018年08月28日更新
チェコオープンの戦いを選んだトップ選手達〜アジア大会は??

2018年8月、アジア競技大会は、オリンピックに前哨戦のような戦いが毎日繰り広げられています。
ですが〜、卓球界では、トップ選手がアジア大会ではなくチェコオープンに参戦…
その理由はなんだろうと思いました。

アジア大会も4年に1度で「アジアオリンピック」ともいわれて「世界選手権」ついで重要な大会です。
ですが、レギュラー大会のチェコオープンに、参戦の理由が見えてきました。
チェコには、スタッフと選手の総勢63名が入っています。

それは、ITTFが設定した新しい世界ランキングのランキングポイントの格付けでした。
チェコオープンで、もし優勝すると「1800点」が獲得できる。
アジア大会では、優勝でも「1050点」、これはチェコオープンのベスト16(1080点)とほぼ同じというわけなんです。

若い選手達には、とても大切な大会「東京五輪!!」
東京五輪を目指す、日本代表クラス選手達「張本智和」「伊藤美誠」「石川佳純」「丹羽孝希」「吉村真晴」「大島祐哉」「平野美宇」「早田ひな」‥が、アジア大会ではなくITTF(国際卓球連盟)ワールドツアーのチェコオープンに出場するという、過去に例のない状況になりました。


東京五輪は、競技人口の多いスポーツでも、一国から3名しか参加できないという、他の競技に比べ、競争率の高いスポーツになっています。
もう五輪を目指す選手の戦いは、始まっているという事なんですね。
リオ五輪でメダルを獲得した超ベテランの「水谷選手、石川選手、伊藤選手」であっても、2年後の若手の行方が…気になり決して安心できないという事の様です。

五輪の代表として、目指すゴールは2020年1月の世界ランキング発表の日!!!

新方式によるランキングのテスト版の公開記事では、現時点でのポイントを新方式で換算すると、中国からトップ20入りするのは、陳夢選手(1位)、朱雨玲選手(7位)、丁寧選手(18位)の3選手のみ。
日本からは石川佳純選手、平野美宇選手、伊藤美誠選手が其其、3〜5位になり、計8人がトップ20位に入るという。

中国トップの、丁寧選手は、今月27日からのカナダW杯も怪我で欠場する等、、4カ月間も国際大会に出場していない為、この新方式では、18位になるという(*_*)
そして、新方式でトップ100に入る中国選手はわずか8人となり、日本選手は17人となるそうです。
つまり、新方式では多く試合に参戦した選手が、ポイントを稼ぐ事ができるという…

現 女子選手の場合、WRで日本人トップの5位石川選手、昨年12月の代表選考会1位になった伊藤選手と昨年のWR3位以内の中国選手に勝利している平野選手も選考基準を満たしていて選ばれるだろう〜
あと2人…1人は17歳の早田ひな選手、最近好調の佐藤瞳選手(20歳)、加藤美優選手(18歳)と森さくら選手(21歳)等が囁かれています。

男子の予想は…張本選手、水谷選手、丹羽選手、吉村選手、大島選手、松平健太選手、森園選手等、皆の新方式ポイントを獲得して東京五輪を目指していることと思います☆彡


アジア競技大会には…

松平健太(木下グループ)シングルス/団体
上田仁(シェイクハンズ)シングルス/団体/混合
吉田雅己(協和発酵キリン)団体
森薗政崇(明治大学)団体/混合
加藤美優(日本ペイントホールディングス)シングルス/団体
浜本由惟(日本生命)シングルス/団体 交代 → 森薗美咲(日立化成)NEW
前田美優(日本生命)団体/混合
安藤みなみ(専修大学4)団体/混合
      日本代表選手が参戦しています。

前回4年前のアジア大会を振り返ってみましょう!
シングルス、丹羽孝希選手と福原選手、石川選手の準々決勝
ダブルス、松平/丹羽ペアの準決勝、福原/若宮ペアの準々決勝
団体戦は、男子準決勝の中国戦(3-0)、女子決勝中国戦(3-1)で中国の金メダル。
混合では、準決勝で岸川聖也/福原愛(1 VS 4)キム・ヒョクボン/キム・ジョン(PRK)でした。


日本のアジア大会参戦選手、他競技に負けないよう頑張ってください!!
さあ〜  皆で応援しましょう☆彡