2018年08月23日更新
2018ブルガリア男子シングルス、今大会好調の「松平健太選手」は決勝へ!!

最終日19日、ワールドツアー・ブルガリアオープン、男子一般シングルス・ダブルス決勝が行われました。

男子シングルス決勝は松平健太選手(27歳)とWR2位の許シン選手(28歳)の中国対決となりました。
松平選手は準決勝で、張本智和選手(WR6位・15歳)に勝利して決勝に進出!!

<決勝>
松平健太 1-4 許昕(中国)
10-12
12-10
8-11
6-11
4-11

松平選手は…
第1ゲームをデュースで落とす。
第2ゲームを巧みなコース取りで奪い返しゲームカウント1-1に戻す。
松平選手の華麗なブロックやカウンタープレーが飛び出し、何度か流れを掴みかけた。
ですが…許シン選手の強靭、快速フットワークから繰り出される重いドライブに対応で来ませんでした。
しっかり動いて、しっかりラケットを振るやはり基本なんですね(^_-)-☆
結果、ゲームカウント1-4で、金メダルは逃し銀メダルとなりました。


<準決勝>の張本戦は…
松平健太 4-2 張本智和
11-5
11-6
9-11
6-11
11-7
11-6
<準々決勝>
松平健太4- 3 鄭培鋒(中国)
11-6
7-11
13-11
11-9
10-12
7-11
11-3

鄭培鋒選手(ZHENG Peifeng)とは、第1シードのオフチャロフにも勝った中国ペンホルダー選手でした。
今大会好調の松平選手は、得意のバックハンドだけでなく、バックハンドとフォアハンドの連続攻撃やフォアハンドのカウンターがすばらしい切れ味を発揮していていました。
松平選手は、ストップ、ストップの展開からのフリックは手首を使い、常に先に攻めていきました。
:5ゲーム目では、得意のしゃがみ込みサービスで、何本も決めてポイントはあと一歩と追いついたがマッチを取られてしまいました。
(10-12)
:6ゲーム目、相手 鄭培鋒選手は、サービスのコースをミドルに変え、松平選手のチキータミスが何本も続きました。
松平選手へのフォア前サービスは、きちんとフォア側に動いてからしっかり振ったチキータはミスがありません。
:ファイナルゲームの、鄭培鋒選手は撃ち急いだのか、フォアハンドスマッシュのミスが多かった。
一方、松平選手は落ち着いていて、撃たれたスマッシュもしっかり止めて、ラリーも足を使いドンドンポイントを重ねていきました。
結果、11-3、わずか3点でマッチを制し、準決勝へ進みました☆彡

<準々決勝>
松平健太 4-3 ZHENG Peifeng
張本智和 4-2 サムソノフ
丹羽孝希 0-4 許昕

この大会で、中国の許昕選手に一番迫ったのは、大島祐哉選手でした。
大島選手は、新たなプレースタイルを確立して、進化を遂げている。
フォア主戦だったが、新たなバック主戦のプレースタイルに…
右シェーク両面裏ソフトドライブ型で、 持ち前のフットワークを駆使してフォアハンドのパワードライブに結びつけるプレーが一番の武器。
中・後陣での打ち合いにも強さがあり“力業”で世界の強豪と勝負できる選手です。
今大会は、<2回戦>で、許昕戦でした。
大島祐哉 3-4 許昕 とあと一歩!!!
両者スーパープレー連発でした!

大島祐哉 3-4 許昕 
4-11
11-9
7-11
11-8
11-6
8-11
8-11

中国に勝つには、テクニシャン? 速攻? 力業?…