2018年08月18日更新
「現代卓球」速いラリーを制する「現代のバックハンド」
![]() 速いラリーを制する「現代のバックハンド」 最近のトップ選手の試合を観戦すると、目にも止まらない程の速さでのバックバックの押収が観られます。 この10年で、バックハンド技術は、いっきに向上してきたと思われます。 より強い回転とスピード、そしてパワーが求められるようになってきてるようですね!! 一昔前は常識とされていた事が、 現在では「非常識」とされているケースも出てきたと坂本コーチの話です。 それは、「肘の位置」が以前バックハンドと今のバックハンドで、一番大きく変わったポイントだそうです。 速いラリーを制する「現代のバックハンド」 ■「3つのポイント」 ① 肘を前に出して打球せず、戻り遅れのないような位置。 10年~15年前は、「肘を出して打ちなさい」と言われるのが常識でした。 しかし、スピードの速い現代の卓球には、この打ち方では対応できません。 なぜなら、肘を前に出して打球すると、動作が大きくなってしまい、戻りが遅れ、次のボールに間に合わなくなってしまう。 肘を前に出すと、関節の可動域が狭くなるので、スイング方向が下がってしまい、ネットミスをしやすくなるのです。 ②ボールを「ラバーの真ん中」で捕らえない。 大半の選手は、ラバーの真ん中で捕らえていますが、これは間違いであると坂本コーチ。 というのは、ボールをラバーの真ん中で捕らえると、クロスとストレートの打ち分けが難しく、バックハンドを安定させることが出来ないそうです。 ③ラケットを上方向にスイングしない 「ラケットを出位置から上方向にスイングしてしまう」2つのデメリット。 :1つめが、オーバーミスをしやすくなる。 :2つめが、次の動作に間に合わなくなる。 スピードの速いラリーを制する現代のバックハンドは… ・肘を前に出さない事。 ・ボールをラバーの真ん中で捕らえない事。 ・ラケットを上方向にスイングしない事。 今迄のバックハンドと比べるとかなり違うようです。 コンパクトなフォームで、正確なコントロールの打球が打てる様に、この3点に注意して練習してみようと思います。 一般プレーヤーでは、速いテンポでのやり取りは、トップ選手のように多くはありませんが、少しでも向上して、近づけるように頑張ってみましょう☆彡 |
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