2018年06月11日更新
”2018荻村杯”中国の壁に穴を開けて優勝した張本選手14歳!
![]() 「卓球男子 ジャパン・オープン2018 」シングルスの決勝は6月10日(日)の16:00に行われました。 張本選手、9日の準々決勝では、世界選手権2連覇中で、2016年リオ五輪2冠「中国、馬龍選手」を乗り越え、 その勢いの侭 準決勝では昨年の、世界選手権銅メダル「韓国、李尚洙選手」を破り決勝の舞台に立った。 決勝のカードは…張本智和選手 VS 張継科選手です。 張継科選手は、中国の誇る世界王者でしたが、約半年ぶりに怪我から復帰し、6月1日の中国オープンで戦って、張本選手がストレート勝利している相手でした。 張継科選手は30歳で世界選手権、五輪、ワールドカップを制している経験豊富な選手です。 中国では人気が高く、フットワークも抜群で、両ハンドドライブが強力です。 一方、我が若き戦士「張本智和選手」は、世界一と言われているバックハンドを武器に、台上、コース取り、打点の早さ等磨きをかけて臨んでいます。 決勝の結果は…最後までもつれ大変な戦いでした。 張本智和(4-3)張継科 ①9-11 ②8-11 ③11-9 ④11-4 ⑤10-12 ⑥11-7 ⑦13-11 :1ゲーム目…序盤から張本選手は、鋭いチキータレシーブで応戦していました。 しかし、ベテラン張継科選手は緩急を使った上手いプレーで、ポイント連取して9-9に並んだ張本選手を、バック強打で突き放しました。 :2ゲーム目…序盤は張継科選手がリードしています。 張本選手は、緩急のある遅いボールにテンポがつかめないでミスが出て、張継科選手がポイントを重ね8-11で勝利。 :3ゲーム目…張本選手は、バックハンド・ストレートがよく決まり出し序盤はポイント先行しています。 終盤に張継科選手が追い上げてきたが、9点迄でした。 最後は張本選手が、磨いたバックでポイントをして1Gを取り返しました。(11-9) ;4ゲーム目…前の流れを維持して、張本選手がペースを握っています。 サーブが良く効いていて、積極的に仕掛け、ラリーにも打ち勝ち、終始リードしていた。 ゲームポイントは、張本選手がバックを振り抜いて勝利。 ゲームカウント2対2とした。 ;5ゲーム目…張継科選手が序盤リードする展開で、6-5になった所で中国の「タイムアウト」です。 タイムアウト明け、接戦が続き、終盤で張本選手がラリーで打ち勝ち10-8とし、勝利を確信した雄叫びが聞こえた。 しかし、張継科選手が粘って追いつき、ジュースになった。 最後は、張継科選手がレシーブポイントで勝利。 ゲームカウント2対3。 ;6ゲーム目…大事な5ゲーム目のジュースを落としたが、このゲームでは勢いに乗ってきた張本選手。 張本選手が4連続ポイントと攻めて、中盤もリードを広げている。 が~終盤にも張継科選手は追い上げてきて8-7。 しかし、張本選手は終始 強気なプレーで戦い勝利、ファイナルゲームまで繋げた(11-7) ;7ゲーム目…1ポイントごと大きな「チョレイ~!!」が聞こえてきた。 コース取りがよく序盤5-1と張本選手がリード。 中盤では、張継科選手が追いついてきた。(6-6) 張継科選手がロングサービスなどをうまく使い9-9と接戦です。 このロングサービスを張本選手が読んで回り込み、強烈スマッシュで決めマッチポイントを握った。 最後はサーブポイントで張本選手が勝ち切り優勝しました☆彡 日本の男子、女子とも、中国の厚かった壁を壊す選手が出てきたなんて、嬉しいですね!!「2020年東京オリンピック」に向けて益々卓球人気は更に湧いてきますね☆彡 |
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