2018年05月05日更新
世界卓球、男子は準々決勝 メダルをかけ運命の日韓戦です!
卓球「世界選手権団体戦」4日、スウェーデンのハルムスタードで行われています。 宿命のライバル対決!! 日韓戦です! 男子準々決勝で日本は韓国に1―3で敗れ、6大会ぶりにメダル獲得を逃しました。 男子準々決勝の試合結果は… 《日本 1-3 韓国》 ①張本智和2-3鄭栄植(チョンヨンシク) ②水谷 隼3-2李尚洙(イ サンス) ③松平健太1-3張禹珍(チャンウジン) ④水谷 隼0-3鄭栄植(チョンヨンシク ⑤張本智和ーーー李尚洙(イ サンス) ①【張本 VS チョンヨンシク(鄭栄植】 (-15. 6. 9. -3. -9) 試合序盤から、全く互角の戦いぶりでした。 試合は、ファイナルゲームまでもつれ込んで、全ての力を振り絞っていた様に観えました。 張本選手は、大胆なロングサービスを出すも、チョン選手は読んで待っていた。 しかし、全くひるまず闘ったが、9ー10の場面で、チキータレシーブがオーバーミスをしてしまいました。 ファイナルでジュースに持っていく事ができなかった。 2-3でエース水谷選手に、祈りのバトンを託しました。 ②【水谷 VS イ サンス(李尚洙 】 ( 9.ー11.3.ー12.7) 張本選手は見応えのある戦いを見せたが、フルセットで落としたのを見て、水谷選手は燃えていた。 一試合ごと、調子が上がってきている。 韓国のイ サンス選手はパワーのある選手で、当りだすと止まらず、世界のトップランカーを何人も倒しています。 水谷選手もナックル気味のバックフリックで攻め、台上プレーで圧倒し相手の良さを出させないで9本で勝ちました。 2ゲーム目から、お互いに攻めて攻められてのラリーが続く。 追い詰められても、水谷選手はひるまず闘ったが、イ サンス選手も譲れないものがあるのが見て取れた。 いい勝負をしたが、韓国も負けられないと11-13で、ジュースは韓国に軍配が上がリました。 水谷選手も、張本選手に負けない進化をしている。 3ゲーム目は6連続の得点をして、レシーブでの得点率は100%だったという。 4ゲーム目の出だし好調で、8-0とイ サンス選手に得点をさせない展開だった。 しかし、相手 イ サンス選手も6連続ポイントと、ジュースにもつれ込むゲームになってしまった。 韓国のエースの意地が上回り、12-14で落としてしまいファイナルに突入です。 世界のメダルは、こんなにも難しいのか?? と感じました。 ファイナルでは、日本のエースの覚悟が伺えました。 台について前陣で戦い11-7で、マッチポイントを手に入れました☆彡 ③【松平 VS チャンウジン(張禹珍】 (-9. 9.-9.-7) 松平選手、甘いマスクで「帰ってきた天才」と呼ばれ 、中国を脅かす存在に成ってきました。 最高世界ランク9位の頃の輝きを、取り戻したい松平選手。 ブロック力がよく、守りから攻撃に結びつけた試合運びをする選手! 又、バックハンドが天才的で、しゃがみ込みサーブも武器としている。 相手韓国のチャン選手は、韓国では「神童」と言われている。 世界ランクは41位だが、世界チャンピョンまで倒してしまっている選手です。 最初の「しゃがみ込みサーブ」は効いていたが、次第にチャン選手はレシーブできる様に成ってきていた。 戦いは、紙一重の勝負になっています。 松平選手も前に着いて打ち合ったが、及ばずオーバー。 カウンターはオーバーミス。 フリックもネットにかかってしまう。 韓国のキーマンのチャン選手に、松平選手の健闘及ばす、1-3で敗戦しました。 チャン選手の、サーブが上回っていたように思えました。 ④【水谷 VS チョンヨンシク鄭栄植】 (-5. -8. -7) 韓国のチョン選手は世界ランク53位ですが、水谷選手とは常に大接戦をしているそうです。 カウンターが得意の選手で、水谷選手のスマッシュもカウンターで打ち返してくるという。 水谷選手には、得意と言える相手選手ではないそうです。 この戦いでは、水谷選手のボールがバックに集まりすぎて、バックハンドが天才的なチョン選手には弾き飛ばされた。 又、ストップからの展開もうまくいかずリードされていた。 2ゲーム目の8-10で、チャン選手の得意としているチキータを返球できず、そのままゲームを落とした。 3ゲーム目も、序盤からリードされ、水谷選手ピンチ。 7点まで迫るも、ストレート負けをしてしまいました。 試合後、水谷選手は… 「メダルを取れず申し訳ない。 チャンスがあったのに決めきれなかった。 スタートダッシュでうまくいかなかったのは悔やまれる。 リベンジしたい」と話していました。 張本智和選手は… 「競り合いで落とした所が駄目だった。 勝てなくて悔しい。 どんな相手がきても勝てるようになりたい」とインタビューに答えていました。 「男子準決勝」進出は…中国、ドイツ、スウェーデン、韓国になりました。 |
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