2018年05月04日更新
「世界卓球」男子トーナト1回戦8強へ 香港戦!!
![]() 「世界卓球」男子決勝勝トーナメント1回戦の日本vs香港戦です。 高い勝率を誇る日本人キラーの「黄鎮廷選手」を、中心とした香港チームとの対戦です。 《日本 VS 香港》の結果は… ①張本智和 3-0 黄鎮廷 ②水谷準 3-1 何鈞傑 ③丹羽孝希 3-0 林兆恒 ④水谷準 ーーー 黄鎮廷 ⑤張本智和 ーーー 何鈞傑 ①「張本 VS 黄鎮廷」 (8. 8. 9) 日本人キラーの香港のエースと激突しました。 黄鎮廷選手は中国ペンホルダーで、打つコースが分かりずらい。 黄鎮廷選手は張本選手のチキータを、嫌がっている様に観えました。 このチキータを使い、黄鎮廷選手のフォア前を積極的に潰しにいった。 お互い、下がらないプレーを展開しているが、張本選手の積極性が上回り勝利した。 張本選手、第2ゲームからも、フォアもバックもラケットを台から下げず闘っていた。 殆んど、相手 黄鎮廷選手に卓球をさせていない。 張本選手が中心に、このゲームを動かしていた。 そして、面白い様にバックハンドを決めていた印象です。 3ゲーム目も、フォアハンド強打が決まる。 得点率が高く相手は振り遅れていった。 たまらず、黄鎮廷選手がタイムアウトを取るが、明けも張本選手が攻めていた。 張本選手が9-6で、止めた後の一撃をネットに掛け、悔しがり両足で床を蹴っていた。 これを観た、倉島監督が気を落ち着かせる為「タイムアウト」を取った。 ここから、落ち着いてマッチを制しました。 世界7位の黄鎮廷選手に対して、何もさせなかったという闘いぶりでした(^_^) ②「水谷準 VS 何鈞傑 」 (-10.12.9.4) 覚醒した水谷選手がエースの闘いを見せた。 張本選手が勝って、自分が負けられないという気持ちではなく、「自分もいくぞ~」と思って闘ってほしい! パワーあふれる両ハンドで気を抜けない何鈞傑選手。 出だし、水谷選手は安全に戦おうとして、下から持ち上げるボールが多いように思えます。 水谷選手は、前で戦うというプレスタイルで幅を広げてきた様に思います。 これは、張本選手の出現だった。 今迄は、「中陣と後陣」だったが、今は「中陣と前陣」になっていますね! 1ゲーム目のジュースを落としたのは、何鈞傑選手が先に攻めて水谷選手が受けにされている。 レシーブを安全に、下からラケットを持ち上げている所を狙われた。 2ゲーム目からも、何鈞傑選手は下がっても、繋ぐボールは無く、すべて攻めてくる。 苦しい時には、得意のサーブで得点した。 何鈞傑選手のサーブも分かりずらく、少しでも浮いてしまうと攻められた。 10-10のジュースでも、エッジボールのアンラッキーもあり、ゲームポイントを先に握られた。 しかし、受けに回された水谷選手も、思いきりフォアサイドに攻め14-12で制した。 1、2ゲームを手こずった。 団体戦は強さを発揮する水谷選手。 最後の2本は、サーブでプレーを作り9点で相手を制した。 流れを自分に持ち込みたいと、サーブと気持ちで、苦しんで3ゲーム目を勝ち取った。 4ゲーム目は、ゲームカウント2対1に成った事で、何鈞傑選手も今迄の様に、積極的に攻めにくく成った様です。 水谷選手のゲームは大きく変わり、自分から仕掛けて戦えた。 苦しんだが、エースの貫禄を見せて4点で押さえ、3-1で勝ちきった。 ③「丹羽孝希 VS 林兆恒」 (3. 7. 11) 日本人トップのワールドランク9位。 稲妻カウンター、超高速卓球と言われている丹羽孝希選手です。 種類の多い、良いサーブも持っている。 幻想的なプレーをし、スマッシュもすばやく回り込み打球点が高い。 丹羽選手は、ラケットを斜めに出し、ストップと見せかけてフリックする等、非常に解りにくい卓球をみせる。 1ゲーム目3点、2ゲーム目7点と圧勝。 3ゲーム目は、10-9のマッチポイントをしのいだ林兆恒選手だったが、2度目のマッチポイントを制した丹羽選手がストレート勝ちを収めました。 中国も対策がしにくい丹羽選手が、鍵を握っていると解説のお話でした。 水谷選手も「金メダルが取れたら、人生悔いはない」と話し、スウェーデンで闘っています。 最大の山場を制して、歴史が動く決戦を目にしたいと思います。 ガンバレ! 日本!! |
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