2018年04月08日更新
卓球アジアカップ、二人の戦いはマジックショウ…
横浜文化体育館で行われた「卓球アジアカップ2018」の男子シングルス5位決定戦は、日本選手対決となりました。 「世界卓球2018スウェーデン大会」開催まで3週間になリます。 この世界卓球団体戦の日本代表メンバーである丹羽選手、張本選手が5位、6位決定戦で激突です。 第一ゲーム…11−9で張本選手の勝ちです。 第二ゲームは10−12で丹羽選手がジュースを制しました。 丹羽選手は前に着いてのプレースタイルですが、張本選手に後ろに下げられジュースと成ったが、張本選手の課題とも言うべきフォアを攻めてゲームを取り返しました。 第三ゲームは張本選手が11−6で勝利。 第四ゲームでは、中国のエースに勝って会場を沸かした張本選手の調子の良さが伺える闘いぶり。 二人の戦いでは、ミスをした時 次プレーの10秒間に修正をしなくてはならない様です。 張本選手リードの10−5では、台上ボールを前に足を踏み込んでフリックで得点した。 最後は、丹羽選手がクロスで待っているのを見て、ストレートにスマッシュ!! 丹羽選手は、予測が外れてラケットでは無く、反対の右手が出てしまって11−5で張本選手勝利。 ゲームカウント3対1で張本選手の調子良い試合運びで第五ゲームへ… 丹羽選手も張本選手のペースを崩そうと、少し送らせてボールを打ったり考えた試合ぶりが伺えます。 カットブロックをしたり、張本選手を後ろに下げたり、前に攻めたりして、前後に動きながらロビングを思い切りのバックハンドで決めている。 その後、張本選手も負けてはいない! ボールは超人的なバックハンドでクロスを通り抜けて行った。 10−7で張本選手がゲームポイントを掴んだ。 張本選手の得意なチキータで得点をしようとしたがミスに成ってしまった。 ここで、丹羽選手は、張本選手に対し、得意なチキータをさせて、これを読み回り込んで待ってストレートにカウンターを突き刺した。 丹羽選手は3本しのいで(10−12)このゲームを取った。 丹羽選手の意地が感じられる第五ゲームだった。 第六ゲームは、前ゲームの侭 張本選手は精神的に追い込まれている様だった。 一方、丹羽選手はゲームカウントでは負けているも、気持ちは五分五分の様に見えた。 このゲームで終始リードしている丹羽選手は、張本選手のコースが読めて、今迄取れなかったボールも全て返している。 丹羽選手の雰囲気も変わってきた。 最近、中国では、丹羽選手の卓球が独創的で、人気が出てきているそうです。 6点でこのゲームは押さえ、ゲームカウント3対3とした。 ファイナルゲームです。 張本選手は気合を入れ直し、チキータやフォアハンドのパワーも増していた。 丹羽選手も、チキータを待ち受けてカウンターや緩急もあり、丹羽選手のチキータでもポイントを積んでいる。 8-10で丹羽選手のマッチポイントになった時に、丹羽選手から「タイムアウト」をとった。 勝っている勢いで、そのまま行かないのかな??と思いました。 この「タイムアウト」が吉となるか… ベンチでの二選手は対象的な面持ちに見えました。 ゆったり落ち着いてるのは丹羽選手! 顔を伏せて、考え込んでいるのが張本選手だった。 張本選手は「タイムアウト」で考えてきたのだろう! 2本連取です。 ジュースに追いつきました。 張本選手はサーブを変えてきた。 丹羽選手のレシーブミス。 張本選手のマッチポイントは、フォアの強打で制しました。 このお二人のプレーは、卓球というよりまるで”マジックショウ”を観させてもらっている様でした☆彡 |
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