2018年02月25日更新
W杯団体、決勝進出へ北朝鮮と因縁の準決勝!!
卓球ワールドチームカップでは、日本VS北朝鮮戦、中国VS香港戦という準決勝に成りました。 チームのワールドランクにより日本チームは第一シートで中国は第二シートというのは初めての事です。 北朝鮮チームは、国際大会の参戦数が少ないので、選手の情報が少なくてやりにくいチームだと言われています。 そして、大会に参戦した時には、必ずメダルをとって帰るというチーム。 若い日本チームは、大会連続のメダルは確定したが、北朝鮮チームには、以前 負けているのでリベンジの試合となった。 「日本 VS 北朝鮮」のオーダーは… ①伊藤美誠/早田ひな VS チャヒョシム/キム・ナムヘ ②石川佳純 VS キムソンイ ③早田ひな VS チャ ヒョシム ④伊藤美誠 VS キムソンイ ②石川佳純 VS キム・ナムヘ ①ダブルス戦 伊藤美誠(17歳)/早田ひな(17歳) VS チャ ヒョシム(23歳)/キム・ナムヘ(21歳) この大会の方式では、第一試合がダブルス戦で、ダブルスを得意としている日本には有利の様に思えます。 卓球台1台で行われ会場の雰囲気は、ガラッと変わっていました。 北朝鮮は台湾に勝って準決勝に進んできたチームで、バックドライブでは全日本代表選手でも対応が難しく、思ったより回転が掛かっているという。 それでも日本の二人は、終始先手を取って、殆んどラリーにならない試合運びで11-3でゲームを勝った。 2ゲーム目も早田選手が、後ろに下がってボールを作り伊藤選手が決める。 この大会では、伊藤選手のストレート攻めがバシバシ決まっていた。 (11ー8)最後も伊藤選手の思い切りのスマッシュに、北のペアも反撃するもネットは越えなかった。 3ゲーム目は、序盤から終始 北のペアにリードされていた。 北朝鮮ぺア9-10のゲームポイントで「タイムアウト」をとった。 タイムアウト明け、早田選手のサービスが台から出てしまいドライブされてしまったが、 伊藤選手の対応でジュースに追いついた。 伊藤選手のバックサービス、フォアサービスでも読みづらいサービスでマッチポイントにした。 (12-10)このままダブルスを勝って、キャプテンの石川選手にバトンを渡しました。 ②S戦 石川佳純 VS キムソンイ ダブルスの勝利からバトンを渡され、キャプテンの果たすべき使命として、 勝って中国との決勝へ進むと試合に臨みました。 その相手は、3-4でリオ五輪の時、破れたキムソンイ選手でリベンジ戦となった。 キムソンイ選手は北朝鮮のエースで、世界NO1カットマンといわれ、攻撃力も高く、 守るだけでなく突然打って、自分から得点をしていく最強カットマン! 石川選手は、北選手が台から距離をとって色々な回転で来るボールにも、 急がずボールを見極めてコースを打ち分け、緩急もつけて攻めていた。 11-3・11-8・11-7のストレートで リベンジを果たしました。 ③S戦 早田ひな VS チャヒョシム チャ ヒョシム選手は安定感のある左のシェークハンド選手。 1ゲーム目は早田選手のパワーある卓球で先取した。 2ゲーム目は共にパワーある卓球で、男子の試合の様に凄いラリー戦になりました。 11-13で北に取られゲームカウント1対1になった。 鍵となる3ゲーム目は、3-6で流れが悪くなって日本のタイムアウト! タイムアウト明けの日本の4連続ポイントで7-6になった。 ここで、北がタイムアウトを取リ、両チームの駆け引きが勝利の行方を分けると思われた。 やはり、流れが変わるタイムアウトで一点づつの接戦! 早田選手は越えなければいけない壁と闘い、前に入って思い切った。 (11-9)長いバック戦を制した。 4ゲーム目は11-9で勝ち、早田選手が3対1で勝ちました。 日本の成績は… アメリカ戦3-0 エジプト戦3-0 シンガポール戦3-1 北朝鮮3-0です。 決勝進出で、中国の壁を破り47年ぶりの金メダルを取りにいけるか、目が離せなくなりまっしたね☆彡 |
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