2018年01月06日更新
イップスと球技…
お正月の番組で、日本のトップメダリスト選手達がかつて闘って、一度も勝てなかったほど強い選手がいたという話をしていました。 その選手達が、その世界からいつの間にか姿を消した。 その姿を追って、引退せざるをえなかった理由を聞いていました。 卓球界で日本人初シングルスのオリンピックメダリストで、全日本卓球選手権男子シングルス、優勝9回の水谷隼選手。 そんな水谷選手がかつて、「絶対に勝てない」と思った怪物卓球選手がいたという。 水谷選手が語った「卓球界のドン」は、女子では「福原愛選手」そして男子では「坂本竜介選手」だという事です。 坂本竜介選手の試合は私も覚えています。 ミックスでも「坂本、福原ペア」で最強でしたネ! 坂本選手は、1984年生まれで現在33歳、戦型は「左シェーク両面裏ソフトドライブ型」でした。 青森山田中に転校し、青森山田高でも活躍していた。 ドイツのデュッセルドルフに岸川選手と共に、卓球留学しながら、ブンデスリーガでも活躍。 その中でもリーダー的な存在だったそうです… 2002年以降、岸川選手や水谷選手などと、日本の男子卓球を変えた選手の一人だったという。 28歳で迎えた2012年度「全日本社会人選手権男子ダブルス」を優勝した後、卓球界から姿が見えなくなったと水谷選手は語っていた。 番組では、坂本竜介選手を探し出し其の理由を尋ねた。 この答えを聞いて、私は衝撃を覚えました。 その引退理由は「イップス」だったと語っていました。 番組では、野球選手のイップス、ゴルフのイップスの映像を写していました。 野球では、思う所に普通の投球が出来ない。 ゴルフで 僅か数十センチのカップに何度遣っても入らない。 坂本選手が試合のサービスが出来ない等でした。 では卓球のイップスについて… スポーツで極度のプレッシャーからイップス(Yips)ということがあります。 イップスとは、あまりの緊張から神経面が影響しておきる、手の震えや体の一部が固まってプレーができない状態となることです。 なんでもないプレーでも手が震えてミスをしてしまうようです。 手が震えてはラケットを持つ卓球プレーは思う様にできませんね。 卓球イップス緩和法について… ●手首や腕以外を意識しながらサービスを出す ●手順を決めてサーブの構えを取る ①トスを上げる左手を構える ②左足を構える ③ラケットハンドを構える ④トスを上げる ●サーブ技術で足りなかった感覚を練習する こんな、名選手でも精神的な状況で、急にいつでも成りうるという事を知りました。 世界に向かって活躍している選手達は、色々なプレッシャーに打ち勝って闘っているのですね。 私達の様に、ローカルで卓球プレーをしている選手達も、あまり勝ちにこだわったり、 プレッシャーを感じてしまう状況に追い込まない様、楽しく卓球をする事が出来るとイップスから逃れられるという事だと思いました。 |
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