2017年12月24日更新
卓球14歳の天才少年は勝利を両親へのクリスマスプレゼントに!!
2018年の世界選手権(スウェーデン・ハルムスタッド)日本代表の最終選考会が、仙台市で開催されました。 決勝の対戦カードは、大学生になってからブレイクし、世界最高クラスのフォアハンドを持つ「大島裕哉選手」と、 「チョレーイ!!」の掛け声とともに、大きく体を反らすハリバウアーで有名な14歳の怪物「張本智和選手」です。 張本選手は今日勝って、両親へのプレゼントにしたいと決勝に臨んだ。 【大島裕哉VS張本智和】 フォアハンドが強い大島選手のラリーに、張本選手が着いていけるのかが見どころと語る解説の声! 大島選手は長いラリーに持っていく事が重要になっているが、緊張のせいかサーブミスがこのゲーム2本。 一方、張本選手は右脇の一番取りにくいところへフォアスマッシュで決めていた。(大4−5張) 大島選手は徹底的に、ミドル攻めにして10-9でゲームポイントを先に握った。 しかし、あと一本の所でサーブミス、張本選手の超高速フリック、最速チキータでサーブを、弾き飛ばされ10-12でこのゲームは逆転負けした。 2G目、またも大島選手のサーブミスで、ゲームポイントを先に握ったのは、張本選手だった。 しかし、ジュースに成り、大島選手の攻めたミドルコースに、張本選手のスマッシュミス、チャンスボールのフォアハンドの凡ミスと消極的に成りこのゲーム(13-11)を逃した。 3G目はゲームカウント1対1で始まった。 1-1バックハンドで”チョレーイ” ブロックは得意の張本選手だが、世界最高のフォアハンドは、受けきれずラケットは弾かれていた。 ラリーでネットに触れて、大島選手のミスがおきてから、ツキが来たように張本選手の4点差リード。(2-6) このゲームは14歳の怪物ぶりを発揮、フットワークが力強く、フィジカルの強さもあり、徐々に大島選手の威力に慣れてきていた。 若い張本選手は、ゲームの中で進化しているようだ!! 大島選手も相手の得意なバック戦でも、サイドの深いコースで決める。 このくらい深いバックサイドでないと、張本選手のラケットを抜くことが出来ない。 4点差の4-8から追いつかれてきた張本選手は、、7-10のゲームポイントを迎えた所で、自分を鼓舞する為足踏みをして調子を整えていた。 8-10で大島選手の意表を突いた長いロングサービスを、待っていたかのようにストレートに、レシーブポイントでゲームを制した。 あるいは、ロングサービス後、大島選手の回り込みの一瞬をも見逃さなかったのか!! 張本選手、代表迄あと1Gの4G目… 張本選手は大島選手のボールに慣れてきたので、前についてボールを止めている。 一方、大島選手は張本選手を後ろに下げて試合を進めたい。 3−5になった時、大島選手はタイムアウトを取った。 タイムアウト明けのチキータはエッジで気持ちを削がれた大島選手。 しかし、気持ちを入れ替え、際どいコースに来たが、回り込んで威力あるフォアハンドで、バックへフォアへと打ち込む。 6−8、張本選手の得意のチキータが回転強く、冷静にフォアミドルを狙い、冷静にゲームを進め6点から点を重ねさせず、チャンピヨンシップポイントでは、大島選手のサービスを得意のチキータで逆コースへ一発で抜いた。(6-11) 張本選手はインタビューに、「団体戦は初めてなので、元気にやって来たい!!」と答えていました。 ご両親へ良いクリスマスプレゼントが出来ましたね☆彡 |
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