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2017年12月14日更新
優れた「バランスプレー」で美しく、高いパフォーマンスを発揮!!
人の体というのは、ちょっとしたバランスを崩したことでも、転んだり、ケガをしたりしてしまいます。 スポーツ中のバランスは体だけではなく、心のバランスも重要な要素と成るという、教本を目にしました。。 冒頭には、「バランス」の極み、それは逆上がりと書かれていました・ω・ 勿論、全てのスポーツ以外にも日常生活の動作に於いてもバランスは密接に関係しているし、とても大切な事。 逆上がりは、一本の棒を軸に、体の重心を動かしながら回転する。…今や、逆上がりは苦手?できませんね! とてもシンプルな運動ながら、そこには非常に難しい要素が入っている。 前転や側転も同じですが、バランスや平衡感覚を1回なくすという、単純な動きの中に複雑なバランスが含まれていると言うのです。 様々なスポーツで共通するのがバランスの中の「軸」の重要性ですね! スポーツ対戦では、軸がしっかりしている、自分の軸を持っている選手が、相手のバランスをいかに崩すかという要素が強くあり、勝利につながるでしょう☆彡 名選手と呼ばれるプレーヤー程、体の軸が崩れません。 綱島練習場で、練習場狭しと隣に全国レベルの20歳代元選手二人が、遊びながら練習していました。 其のプレーを観ても体の軸がぶれません!…小さい頃からきちんと基本が身についているのですね(^^) 人の立体姿勢は、生まれてから、乳児、成人、老人に至るまで、重力との闘い、一体化してきており、道具を使うスポーツであれば、道具も含め体との一体化ができれば安定感は高まります。 ☆立体姿勢の安定性… :重心の高さ⇒低いほど安定性が良い :支持基低の広さ⇒広いほど安定が良い :質量⇒重いほど安定性が良い :摩擦⇒大きいほど安定性が良い :分節性⇒単一ほど安定性が良い 人間は地球の重力を基準にして方向や距離、人や物との間合い、風の流れ等を本能的に感じています。 この重力姿勢がいいと「空間認知能」が有効に機能します。 野球のイチロウ選手は、打席のルーティンでバットを立てて視線を水平にしていますね。 イチロウ選手の重力姿勢が素晴らしいことがホームランを量産しているのだと言われます。 そして、空間認知能は、才能を最大限発揮させる大切な能力で、イチロウ選手は手にしているんですネ!! ①人間が物を見て正確に距離や方向を決める「視覚中枢」…視線のズレを修正 ②三半規管につながっている「小脳中部」…平衡感覚を保つ ③物事を考える中核「海馬」…物事を考え観察 ④バランスの崩れを修正し動きを改善する「言語中枢」…話すことで修正 ⑤ものの判断を行う「前頭葉」…微妙な差異の見極め 卓球選手の指導では… 本能の統一・一貫性を逆手に取って利用した事があるそうです。 ”相手の本能を崩せ”… 具体的には、同じところを二度突きして狙い、ある球は伸び、ある球は止まる、時には右へ、そして左に曲がるボールを打つとの指導だといいます。 相手にしてみれば、自分が持っている統一・一貫性で対処できません。 プレーに混乱をきたし、結果的に崩れていくことに成ります。 本能レベルと聞くと、トップアスリートだけの話に思えるかもしれませんが、心理は一つで誰にでも当てはまり、脳の働きを無視して適当に遣っているのでは変化は望めませんが、考えて自分の体を見つめれば、年をとってもパワーは上がっていくとあります。 バランス、軸を考え一緒に向上していきましょう☆彡 |
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