2017年02月08日更新
メンタルトレーニング基礎の自己認識力(セルフ・アウェアネス)

あるオリンピアのコラムを読みました。

オリンピアなど一流の選手には専門家のメンタルトレーナーがついて心も鍛えているので、堂々と戦えるのだと思っていました。
メントレを全く信じず「心・技・体」という言葉を小さい頃から耳にしていたそうです。
しかし、心肺機能や筋肉といった体力、技のテクニックを磨き、と同時に心も鍛えている。…つもり

試合前には緊張をしないようにおまじないをし、試合で負ければ、もっと練習し、身体を酷使する事で心は鍛えられると思っていたそうです。
…今の私と同じかもしれません(-.-)

この方は、コーチになっても、練習の質と量によって根性が鍛えられ、自信がつくものと信じていた。
練習でうまくできれば試合で緊張するはずがない。
根底に根性があり、そして練習によって自信を築き上げられれば、不安や緊張は生まれないものだと…

メンタル…それは脳の使い方
脳がつかさどる思考や感情をトレーニングする専門家がメンタルトレーナー何ですね〜

そこでメントレを実践するにも注意すべきことがあるそうです。
一つは、メンタルトレーナーの専門と資格を確認する。
二つ目は専門を尋ね「すべて」と答えるトレーナーは微妙だそうです。
*コミュニケーションやストレス対処、リーダーshipなどメントレには様々な分野があり、其々の専門家がいるそうです。
大切なことは、単純にそのトレーナーが自分にとって「快」か「不快」か、心地良い感情が持てれば人間は主体性が生まれるという。

医学にもセカンドオピニオンがあるように、メンタルトレーナーも選手にとっての本物の存在を見つけらるかどうか…
メンタルトレーナーも人選を誤れば「心」をケガする可能性もあり、見えないだけに修復が難しいそうです。

人間は未熟。 だからこそ、深みがあり、味があります。
未熟な自分と向き合い、どう楽しみ、そして磨くのか…
表面的でない本質のメントレに取り組んでほしいという。

メントレの基礎には自己認識力があります。
自分に「気づく」ことで、人間は自在に変われるというお話でした。

世界大会で、オリンピックで大活躍、大成長している選手の影に、コーチの力も忘れてはいけないと思いました☆彡